2021年12月に読んだ本

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読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書セラピストとして本の持つ魅力や癒しの効果をブログや札幌ゼロ読書会での活動を通して伝えています。

 

2021年12月に読んだ本をまとめました。

コメントはInstagramに載せたものを基本にしています。

苅谷剛彦『知的複眼思考法』(講談社+α文庫)

フォロワーさんがご紹介されていたので再読をしました。
常識で凝り固まった見方から脱却した知的複眼思考法を手に入れるための方法が書かれています。
「読む」「書く」そして「問いを立てる」やり方を学ぶことが出来ました。

(2021/12/03 読了)

レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』(新潮文庫)

年を重ねると公園で遊ばなくなり、自然を感じることが少なくなりました。
スマホに頼らず空を見上げたり、寒い季節には息が白くなることを感じたり、そういう小さなことでも自然を感じるのは大切だと思いました。
写真も素敵でした。

(2021/12/05 読了)

内村鑑三『代表的日本人』(致知出版社)

『致知』の12月号の対談で触れられていたので購入をしました。
日本人の持つ精神性を感じることができました。
居候先の伯父に文句を言わずに全てを受け入れてなお学ぼうとする二宮尊徳が特に印象的でした。

(2021/12/10 読了)

山極寿一『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』(朝日文庫)

「ほぼ日の學校」の講義で興味を持ち手に取りました。アフリカの人たちやゴリラとのコミュニケーションで一番大事なのは言葉ではありませんでした。相手の立場に立つことが何より大切だと学びました。関係性を育むには時間も大切です。

(2021/12/14 読了)

伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』(NHK出版)

図書館で予約した本は忘れたころに順番が回ってきます。

大きな「?」があり、それが気になりどんどんページをめくる手が止まらない感じはさすが伊坂節という感じがしました。

夢にはどういう意味が持つのか考えたことはあると思います。
夢と現実がリンクしていたらどうなるのか、考えると深そうです。

ところどころにコミックパートがあり、新たな読書体験をすることができました。

(2021/12/17 読了)

岩田徹『一万円選書』(ポプラ新書)

北海道砂川市にいわた書店という本屋さんがあります。

その本屋さんで行われている一万円選書というサービスが有名です。

抽選に当選するとカルテと呼ばれる質問票が送られ、その答えをもとに本を選んでくれます。

運良く当選して2021年10月にサービスを受けることができました。

本を選ぶ裏側にはきっと岩田さんのこんな想いがあったのかなと想像をしながら読みました。

読書会などのコミュニティ活動を通してわたしも本の魅力や素晴らしさを伝えられたらいいなと思います。

(2021/12/17 読了)

田口佳史『「大学」に学ぶ人間学』(致知出版社)

「四書」のなかのひとつである『大学』の解説書です。

同じく致知出版社から出ている伊與田覺先生のものも読んでいますが、人が変わると趣も変わると感じました。

『大学』は二宮金次郎が薪を背負いながら読んでいた書物とも言われています。

大人として目指していく生き方がぎゅっと濃縮されている印象を受けました。

「致知」の読書会である若獅子の会の冒頭で素読をしますが、それ以外でもコツコツと素読をして骨の髄まで染み込ませたいです。

(2021/12/20 読了)

河合隼雄 大牟田雄三『ウソツキクラブ短信』(講談社+α文庫)

著者は臨床心理士であり、日本ウソツキクラブ会長の河合隼雄さんと「ウソツキクラブ短信」編集長であり、河合隼雄さんと瓜二つの大牟田雄三さんです。

本当のこと、真実を言えば信じてもらえるとは限らず、嘘であってもそこにリアリティであり、真実味があれば相手を楽しませることができます。

わたしは河合隼雄さんと共著の大牟田雄三さんを調べてしまった時点で河合さんの茶目っ気に負けた気分になりました。

嘘も方便。
建前と本音を使い分けて楽しみ、楽しませたいものです。

(2021/12/24 読了)

田坂広志『運気を磨く』(光文社新書)

致知2021年12月号でのインタビュー記事を拝見して、興味をもったので読みました。

「引き寄せの法則」がうまくいかないのはなぜなのか?

潜在意識意識はマイナスの想念で覆われており、プラスで埋めようとすると電気の作用のように同じだけマイナスの力がはたらくとのことでした。

ネガティブな感情にも意味を見出し、浄化させることが大切です。

「感謝の日記」を継続していこうと改めて思いました。

(2021/12/27 読了)

鈴木貫太郎『中学生の知識で数学脳を鍛える』(大和書房)

数学ってなんの役に立つのでしょうか?

数学で学んだことが直接的に役に立つことはないかもしれません。

それでも論理展開を身につけるためには必要なことなのかなと感じました。

公式を覚えて数字を代入するのが数学ではありません。

数学アレルギーをもつ方にも楽しめるんじゃないかと思います。

(2021/12/27 読了)

グレッグ・マキューン『エフォートレス思考』(かんき出版)

前作『エッセルシャル思考』が、より少なく、「しかしより良く」を追求する生き方であり、今作はそれをどうやってするかについて書かれています。

副題として「努力を最小化して成果を最大化する」とあります。

仕組み化をすることの大切さを学びました。

いかにして楽に取り組めるようになるか考えて、時として機械的に物事を処理することも大切なのかなと思いました。

(2021/12/30 読了)

田坂広志『人生で起こることすべて良きこと』(PHP研究所)

『運気を磨く』(光文社新書)を読んで、もっていたこちらの本を再読しました。

結論はとてもシンプルです。

逆境と思えるような出来事に対してもしっかりと向き合い、「すべて良きこと」と受け入れることで開けてくるというものです。

自分にとってネガティブでありマイナスな出来事というのはつらいものです。

そういう出来事も振り返ると良い経験だったと思えることがあります。

それならばその瞬間にしっかりと正対し、起こった出来事の意味を考えれば成長スピードも上がるように思いました。

“人生において、「成功」は約束されていない
しかし
人生において、「成長」は約束されている”(p31)

慢心することなく成長し続ける2022年にします。

(2021/12/31 読了)

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岩田徹『一万円選書 北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語』(ポプラ新書)

田口佳史『「大学」に学ぶ人間学』を読んで感じた『大学』の深さ

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