2021年9月に読んだ本

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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

2021年9月に読んだ本をまとめました。

感想はInstagramにあげたものをベースにしています。

通し番号は今年に入ってからの通算です。

2021年9月に読んだ本

110.なかむらるみ『おじさん図鑑』(小学館)

ある日、読みたい本の整理をしていたらおもしろい匂いをぷんぷんさせているこちらの本が目に止まり購入しました。

イラストレーターである著者が4年以上の観察を経て出来たおじさんの図鑑です。

実際に街で見かけそうな人たちがたくさんいておもしろかったです。

この本に出合ったことに意味や理由を感じるときが来るのかはわかりませんが、それだけが読書ではないよなと思いました。

(2021/09/02 #読了)

111.ミニマリストTakeru『月10万円で より豊かに暮らすミニマリスト生活』(クロスメディアパブリッシング)

Amazonプライムリーディングで読みました。

具体的なミニマリストになるための方法だけでなく、本来の意味や手段として使い、どう活かしていけるのかを中心に書かれていて良かったです。

「出入り口」と言い、「入り出口」と言わないように、「出す」「減らす」「手放す」が先というのが妙な納得感でした。

(2021/09/03 #読了)

112.ブライアン・R・リトル『自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義』(大和書房)

パーソナリティ心理学についての知見がまとめられた一冊になっています。

2016年初版で積読にしていたのでもしかしたら新たな見解が出ているのかもしれません。

ビッグ5テストをはじめ知っているものや初めて聞くテストがありましたが、そういうものは大抵出てくる結果に納得はしますが求めている自分は逆の姿だったりします。

元からの遺伝によるものだけでなく、イベントや環境によっても性格というものは左右されることを学びました。

(2021/09/06 #読了)

113.許 成準『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック』(すばる舎)

Amazonプライムリーディングで読みました。

天才たちのライフハックが紹介されています。

ユニークなものもありますが、どれも習慣として取り入れたら人生が好転していくんじゃないかというものばかりでした。

習慣の大事さを改めて感じました。

(2021/09/07 #読了)

114.東野圭吾『透明な螺旋』(文藝春秋)

刊行された作品は全て読んでいますが、やはり東野圭吾が好きと思わせてくれる作品でした。

ガリレオシリーズです。男性の遺体が見つかりますが、その恋人は失踪しています。手助けしてるであろう関係者をたどっていくとガリレオ先生こと湯川学へとたどり着きます。

ガリレオ先生の過去と秘密にはハッとさせられるようなものでした。

東野圭吾作品には単なるミステリーではなく考えさせてくれるものがあります。自分ではきっと思いつかないですが『透明な螺旋』というタイトルがピッタリだと感じました。

おすすめです。

(2021/09/09 #読了)

115.大河内薫 若林杏樹『貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』(サンクチュアリ出版)

通称「お金のお守り本」です。

著者の大河内薫さんのYouTubeやVoicyに触れるなかで興味が湧いたのでクラウドファンディングでサイン本をゲットしました。

日々これからもずっと付き合っていくのにお金の勉強をする機会は与えられず、自分でしていくしかありません。

そういう環境でお金に関する勉強本としておすすめできるかなと思います。

積立NISAを始める前に知りたかったことがばっちりと載っていました。

老後2,000万円問題から投資、日常に潜む罠まで笑って学べるギャグマンガでした。

(2021/09/10 #読了)

116.&Premium(アンド プレミアム) 2020年1月号 [ありがとう、の習慣は素敵です。]

バックナンバーをお借りして読みました。

感謝の日記の習慣を続けていますが、毎日新しいことに感謝しようと思うとだんだんありふれた当たり前のことに目を向けていくことになるのを感じています。

仕事柄「ありがとうございます」と感謝の意を述べることが多いのは精神衛生上とても良いことなのだと感じました。

マリナーズがイチロー選手に対して引退試合ではなく日本での公式戦という舞台を用意したのも感謝の表し方なのだと紹介されていてハッとさせられました。

(2021/09/13 #読了)

117.長谷川英祐『働かないアリに意義がある』(ヤマケイ文庫)

「ほぼ日の學校」でお話しされていたのをきっかけに興味が湧き購入しました。

学者さんの本というとなかなかとっつきにくいところがありますが、気になりどんどん読めました。

アリのコロニーには働きアリがいる一方で働かないものもいるそうです。

みんなが一生懸命働けば効率が良さそうですが、種の保存の観点から言うと必ずしもそうはならないようです。

ちなみに働かないアリを集めるとこの中でも働くアリとそうでないアリに分かれるとのことでした。

汚い部屋にいて掃除をしようと思うタイミングが人それぞれ違うという表現に納得しました。

学問や研究って本来こういうものなのだという気概のようなものを感じとることができました。

(2021/09/13 #読了)

118.小林弘幸『整える習慣』(日経ビジネス人文庫)

本屋さんでふと目に止まったので購入をしました。

良質なコンディションを保つためには自律神経のバランスを整えること。

どちらかと言えば「休む」のが苦手な自分としては参考になることが多くありました。

新たに「一日一枚写真を撮る」ことを実践してみようかと思います。

(2021/09/16 #読了)

119.水野仁輔『カレーライスはどこから来たのか』(小学館文庫)

単行本が見当たらなかったので文庫を購入して再読しました。

日本のカレーライスのルーツに迫るノンフィクションです。

カレーと聞くとインドを思い浮かべる方が多いかと思いますが、インドからイギリス、文明開花の際にイギリスから日本に伝わったとされています。

しかし、当時のものが残っていません。

ということでイギリスまで探しに行きます。

学生時代歴史は苦手でしたが、好きなことと絡めると学ぶことは楽しいのかもしれません。

(2021/09/20 #読了)

120.土井善晴『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)

図書館でお借りして読みました。

日本に昔からある食事のスタイルが「一汁一菜」です。
ご飯と具沢山のお味噌汁があればそれで十分ではないかという提案です。

昔から料理番組を観るのが好きです。

かといって自分ではあまり作ってきませんでした。

食と向き合うことは季節を感じることでもありますし、何より自分の身体と向き合うことでもあるのかなと感じました。

まずは、お味噌汁を作って一汁一菜の生活を取り入れたいと思います。

(2021/09/20 読了)

121.『POPEYE 2013年 08月号』

お借りして読みました。

本とカレーというものの相性の良さを改めて感じました。

スプーン片手に本を読みながら食べることができるからでしょうか。

札幌にもおいしいカレーのお店がゴロゴロしているのでどんどん開拓していきたいです。

(2021/09/21 読了)

122.ピョートル・ウィルコウィエツキ&ミハウ・ガジンスキ 著 桜田直美 訳『EXPLORER’S ATLAS 探検家の地図 あらゆる世代の好奇心を満たす新世界地図』(かんき出版)

カバーには「好奇心がありすぎる人のために」とあります。

世界の地図とともに生態系、出来事や豆知識などが記載されています。

ボリュームがたっぷりなので毎日少しずつ読みました。

まだまだ知らないことは多いし、海外も経験したことがないので色々な国に訪れて自分の目で肌で感じてみたいなと思いました。

いつかリアルでの読書会に持っていきたいです。

(2021/09/22 #読了)

123.小山宙哉『宇宙兄弟 40』(モーニングコミックス)

ロシアの宇宙船に乗り込んだ日々人の出発からが描かれています。

本巻の最後のシーンはジーンとなりました。

少年時代の六太が科学誌を読んで発した「地球ができて生命が誕生したのが“奇跡”ってことは それ以降に起こったことも全部“奇跡”ってことだよな」というのはまさしくと思いました。

まだまだ続く人間ドラマが楽しみです。

(2021/09/22 #読了)

124.永田希『積読こそが完全な読書術である』(イースト・プレス)

積読に対する考え方が変わる一冊でした。

包含関係として、読書の中に積読があるのではなく、積読の中に読書があるというのは斬新な考え方でした。

情報があふれる今の世の中で読まずに積読こと自体に価値があります。

図書館や借りて読むのも含めて必要なときに止める体制をつくるのは大切ですね。

(2021/09/23 #読了)

125.皆川明『ミナを着て旅に出よう』(文春文庫)

お借りして読みました。

「ほぼ日の學校」を拝見していたので知っているところもありましたが、仕事に対するスタンスはとても参考になりました。

ミナ ペルホネンのデザイナーとして100年残るブランドにするための仕事の裏側には、やはり真摯な姿勢が欠かせないものだと感じました。

仕事を続けると良くも悪くも「慣れ」はありますが、新しい挑戦をしながらも経験値として守る両方の視点をもつことの大切さを学びました。

松浦弥太郎さんと対談をするのも納得でした。

(2021/09/24 #読了)

126.安井道雄『パリのカフェで』

お借りして見ました。

パリのカフェでの写真が集められています。

ガヤガヤとお話しするのも好きですが、コーヒー片手に本を読むのも好きなのでいつか外国のオープンテラスのカフェで本を読んでみたいと思いました。

(2021/09/25 #読了)

127.岸田奈美『もうあかんわ日記』(ライツ社)

『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を以前読書会で紹介したところ、今作を読み紹介してくださった方がいらっしゃいました。その発表を聞いて読んだ方もいらっしゃって良かったとおっしゃっていたので手に取りました。

こうもてんやわんやになりそうな事件が起こるのかと時には笑い、温かなメッセージに共感をしました。

変化球投手のような文章で真似はできませんが、惹きつけられるものがあります。

辛い出来事も笑いに変えて他の人を楽しませられたら良いなと思いました。

(2021/09/27 #読了)

128.『致知 2021年10月号』(致知出版社)

致知

今回の特集テーマは、「天に空 地に花 人に愛」でした。

特に印象に残ったのが作家の五木寛之さんと医師の永田勝太郎さんの対談でした。

フランクル『夜と霧』を中心に据えて話されていました。悲しみを知らないものは本当の喜びを知らないというのが印象的でした。

(2021/09/28 #読了)

129.吉本ばなな『キッチン』(角川文庫)

以前、読書会で『デッドエンドの思い出』を紹介したところ、こちらの作品を是非とのお話を頂いたので読みました。

独り身になった女性が主人公です。祖母がお世話になっていた青年の家に居候をすることになります。そこにはお母さん(元お父さん)がいます。

読んだ後にもじわじわと残る感じがとてもいいです。

誰かを失うときの悲しみはどうすれば癒すことができるでしょうか。

自分が失った場合もそうですが、誰かがそうなったときに埋めることができるかなと、考えるきっかけになりました。

(2021/09/29 #読了)

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