読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。
今回、紹介する本は、成毛眞さんの『本は10冊同時に読め!』(三笠書房)です。
読書術に関する本を読みたいと思いFacebookグループで聞いてみたところ、こちらの本を紹介いただいたので読みました。
既に読んだことはありましたが、相当前だったので新たに感じるところもありました。
著者の成毛眞さんはマイクロソフトの代表取締役社長を務められた経歴があります。
スパッと言い切る辛口な感じなので、合う合わないははっきりと分かれそうです。
頷ける部分もあれば、それはどうだろうかと思うところも正直ありました。
今までの読書の方法を見返してみるきっかけとしては良いのかもしれません。
成毛さんがお勧めするのはタイトルにもあるとおり、10冊同時に並列で読んでいくというものです。
いきなり10冊というわけでもなく、3冊からでもと書かれていますが、並列で読むと頭がこんがらがるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。
意図としては本を読めるのに読まないという選択肢をなくすという意味で「超」並列読書を勧めているのかなと感じました。
本を置く場所をいくつもつくられています。
わたしはストレングスファインダー の結果で「一度にひとつのプロット、本、話題に集中しましょう」とあったのでそこまで多くを同時読みはしていません。
それでも地下鉄に乗るときはわざわざカバンから取り出すのも面倒なので、スマホでKindleアプリを立ち上げて読みますし、目の前の本にたいする集中力が切れたと感じたら他の本に乗り換えたりします。
繰り返しになりますが、読めない&読まない環境を作ってしまうことが結局はもったいないのかなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。