村上春樹『風の歌を聴け』(講談社文庫)

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今日のお話

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

今回は、本の紹介です。

紹介するのは、村上春樹『風の歌を聴け』(講談社文庫)です。

 

初めて読んだのは2016年でした。

この作品は群像新人賞を受賞されてのデビュー作品です。

村上春樹さんが小説を書こうと思ったきっかけは『走ることについて語るときに僕の語ること』(文春文庫)で書かれています。

結構意味不明です。

何かをしようと思う瞬間を特定できることってそうそうないと思うので、特定できるというエピソードはそれなりに不思議な要素を持つのかもしれません。

興味のある方は是非読んでみてください。

 

この本を手に取るきっかけは高校の国語の先生でした。

他のクラスの担任でしたが、国語の授業でいろいろな話をしていただけてとても楽しい授業でした。

その先生が担任のクラスの生徒に年度末に本を渡しているとの話を聞きました。

卒業してからですが、「私にだったら何の本を渡していましたか?」と聞くと、こちらの本を紹介していただきました。

 

デビュー作にはその作家の荒削りな部分であったり、キャラクターというのが大いに出てくるものだと思っています。

デビュー作からすでに村上春樹さんは村上春樹さんです。

 

特に印象に残ったのは文章を書くということに関する表現でした。

「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」

村上春樹『風の歌を聴け』(講談社文庫)p7

文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしかすぎないからだ。

村上春樹『風の歌を聴け』(講談社文庫)p8

というところから物語はスタートしていきます。

深い何かを呼び起こしてくれるのが村上作品の特徴かなと私は思っています。

それをまた言語化するのがむずかしいところなので、書くことを続けていきたいです。

 

静かに殻を破っていくそんな作品です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、よりよい一日をお過ごしください。

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本に向き合えば、次に読む本は見えてくる。

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