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今日のブログ
お誘いいただき写真家森山大道さんのドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』を観てきました。
世界最大の写真展パリフォトに向けて写真集を作っていく過程とともに、実際に森山さんがストリートスナップしていく様子が映されていました。
写真家というと素人からすると凝った機材を持っていたり大きなレンズのカメラを使うという印象でしたが、散歩をするように森山さんは片手に収まる小さなデジタルカメラで思ったままにパシャパシャと看板、オブジェや人を撮っていきます。
このスタイルなら自分もできると一瞬思いましたが、今日明日でわたしがそのスタイルを真似して写真をとっても評価はされないでしょう。
”写真の場合、写るということは、「時間をスライスする」ってことなんです。”とパンフレットにありました。
写真で大事なことは、「どのように撮るか」よりも対象を見つけてそれをどのように見るかということが大切なんじゃないかと思いました。
写真を撮ることをちょっとずつ勉強してみたいなと思っていたタイミングでこの作品に出合えて良かったです。
写真を撮ることを通してもも自分が考えていることを表現できたらいいなと思います。
ひとつ気になったことがありました。
それは森山さんがサインを使い分けていたことです。
国内で日本人向けにサインをするときはローマ字でしたが、パリフォトの時は漢字で書かれていました。
使い分けの意図を知ってみたいなと思いました。