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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。
今回紹介する本は、松浦弥太郎さんと野尻哲也さんとの共著である『はたらくきほん100 毎日がスタートアップ』(マガジンハウス)です。
幅広い分野で活躍されているエッセイスト松浦弥太郎さんの本を好んで読んでいるので手に取りました。
テーマについて100個書かれている「きほん100」シリーズです。
今回は「はたらく」ことについてで、(株)おいしい健康の共同CEOである野尻哲也さんとの共著になります。
『はたらくきほん100』、『リーダーのきほん100』と自由記入欄の『あなたのきほん100』で構成されています。
冒頭で松浦さんはこう書かれています。
ビジネスとは利益を出すことであり、仕事とは、世の中の困っている人を助けることである。
(中略)
僕は仕事をビジネスにすることを選びたい。
優先するべきことは、世の中の困っている人を助けることだと思っているからだ。
松浦弥太郎/野尻哲也『はたらくきほん100 毎日がスタートアップ』(マガジンハウス)p6
これを読むまではビジネスと仕事の違いを考えたことはありませんでした。
なんなら同じように使っていました。
わたしも困っている人を助けること、誰かの役に立つことをしたいです。
そういう意味でわたしも仕事をビジネスにすることを選びたいです。
構成としては見開きで完結しています。
左側に短い文があり、右側に解説のように書かれています。
印象に残ったものをそれぞれひとつずつ紹介します。
『はたらくきほん100』からはこちらです。
筆の置き方を美しく。
松浦弥太郎/野尻哲也『はたらくきほん100 毎日がスタートアップ』(マガジンハウス)p44
忙しいとついついモノを乱雑に扱ってしまいます。
さしてなくなって探す手間が発生します。
使ったモノはていねいに元にあった場所に戻せば散らかりませんし、所作もきれいです。
ささいなことですが心がけたいです。
『リーダーのきほん100』からはこちらです。
失敗しない人は何もしていない人。
松浦弥太郎/野尻哲也『はたらくきほん100 毎日がスタートアップ』(マガジンハウス)p254
失敗をするかもしれないと考えると怖気付くこともあるでしょう。
しかし、失敗というものは挑戦につきものです。
思い切って挑戦した結果、失敗だとしたらそこから改善策を考えればいいだけです。
失敗から学ぶことで人は成長することができるのですね。
見開き2ページで1分だとしても200分ということで、3時間も読むのにかからないと思います。
あらゆる立場の働く人にとって大切な心構えや行動をのヒントを得ることができるのではないかと思います。