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今日のブログ
こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。
今回紹介する本は、小川奈緒さんと小池高弘さんの『心地よさのありか』(パイインターナショナル)です。
文を小川さんが、画を小池さんが担当されています。
2021年の3月に一度読んでいますので再読です。
そのときの感想文はこちらです。
最近から本の感想はこちらのブログにまとめていますので、Instagramのほうには「これからこの本を読みます」という投稿をしています。
今回Instagramに投稿すると小川さんご本人からコメントをいただき、フォローをいただきました。
それだけでもうれしかったですが、読み返してみると以前と同じところもあれば、違うところにも感銘を受けました。
最近は小川さんのvoicyも聴いているので文章を小川さんの声で脳内再生しながら読みました。
日々の生活のなかでヒントとなるような出来事から活かせそうなことを発見する目というものはとても大切だと感じました。
印象に残ったところをいくつか紹介します。
ひとつ目はインターネットやSNSの使い方についてです。
ネットの情報は、知りたい情報がすぐにわかって便利なこともあるけれど、油断すると、見たくなかったものや知らなくてよかったことまで目にしてしまうから、つねにどこかで警戒心をもっていたい。
小川奈緒/小池高弘『心地よさのありか』(パイインターナショナル)p17
これはとても今、大切にしたい考え方です。
わたしの家にはテレビがありません。
新聞も購読をやめました。
ネットニュースも見ません。
それでも生活に困ることはありません。
本当に必要な情報というものは自然と向こうからやってきます。
むやみやたらに追いかけることで心を乱されることのないように気をつけたいです。
次はこちらです。
体調を崩してやりたいことができなくなってしまったら、神さまが休息を与えてくれたと思えばいい。
小川奈緒/小池高弘『心地よさのありか』(パイインターナショナル)p32
この言葉はとても腑に落ちました。
わたしは何度か体調を崩して入院をしています。
今振り返ってみると必要なものだと思っています。
病院で過ごすと刺激が少なく、時間がゆっくりと流れます。
入院をしたいとは思いませんが、必要なことだと考えていきます。
大学3年生にあがる前に七福神巡りをしたのちに体調を崩して結果的に中退をしました。
神さまなんていないとそのときは思いましたが、向いてないからと導いてくれたのかなと今では思っています。
最後はこちらです。
服でも、ひとでも、ほかの何でも、「好き」という気持ちを、時間とともにゆっくり、じわじわと育くめる相手とは、長続きするものだ。「最初にピンときたか」なんて、いちばん重要なことではないのかもしれない。
小川奈緒/小池高弘『心地よさのありか』(パイインターナショナル)p101
わたしはファッションに疎いのでほとんど服を買う機会がありません。
そのぶん、今着ている服を長く着ています。
ものすごいお気に入りというわけでも大切にしたい服に囲まれて生活をしています。
すぐに好きというわけでなくても一緒に過ごしたり、着たりするなかで関係性を深めたり、新たな一面を発見したりできたらいいですね。
タイトルの通り、心地よさを感じることのできるエッセイが33編収められています。
何かヒントになるところがあるかもしれません。