第72回「本の話をしよう」で紹介をした一冊について書いていきます。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。
🆕himalayaを更新しました!
先日の読書会で紹介した、松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』の音源です。https://t.co/MlbYVdHUOA
— 井田祥吾|札幌ゼロ読書会主宰 (@shogogo0301) April 13, 2021
今回は松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』を紹介しました。
読書会では前回からの読書会から次の読書会当日までで読み終わった本を紹介しています。
今回はちょっと特別で「読み終わった」というよりも「書き終えた本」です。
文章力向上のために書き写しが効果的としり、尊敬する文筆家である松浦弥太郎さんの本を写すことにしました。
以前、『ご機嫌な習慣』を写し、こちらの本に取り掛かりつい先日書き写し終わりました。
松浦弥太郎さんは本屋カウブックスの運営やウェブメディア「くらしのきほん」の主宰をされています。
エッセイストとしても活躍し、同性でありながらとても尊敬をしている人であります。
この『今日もていねいに。』もエッセイです。
日々を新鮮な気持ちで過ごすための秘訣について書かれています。
「今日もていねいに。」というのは松浦さんの信条としているものの一つであり、最近始められた音声プラットフォームのVoicyでも締めの言葉として使われています。
心に刺さる考えや言葉を得ることができました。
いくつか紹介をします。
一つめはは「実行する実行家」です。
物事を考えたときにアイデアで止まっていないかは注意をしたいところです。
またリストにはしたけどやらなかったこと、これらをなかったことにしていないか。
気をつけたいと思いました。
二つ目は、「好奇心のまなざし」です。
引用します。
明日で命が終わるとしても、後悔せず、おだやかに世を去る方法ーそれは、今日をていねいに生きること。これだけだと僕は思います。
松浦弥太郎『今日もていねいに。』(PHP研究所)(p51)
先の未来を見通して生きることは大切です。
ですが今、この瞬間にしっかりと地に足をつけて生活をすることはもっと大切です。
永遠に生きるつもりでもいつ亡くなるかは誰にもわかりません。
だからこそ今日という1日をていねいに生きることが大切なのではないでしょうか?
普段の生活の中で取り入れたいこととしてはTo Do リストを作ったときにできなかったことややらなかったことをなかったことにしないということです。
思いついてやろうと思ったことには必ず意味があるはずです。
そういう意味でも残しておこうと思います。
今日をていねいに生きることができたかは夜の日記で振り返ろうと思います。
心におだやかさと張りを求めている方へオススメの一冊です。
ぜひ手にとってみてください。