松浦弥太郎『今日もごきげんよう』(マガジンハウス)

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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。

 

今回紹介する本は、松浦弥太郎さんの『今日もごきげんよう』 (マガジンハウス)です。

 

松浦弥太郎さんはエッセイストです。

最近ではドキュメンタリー映画「場所はいつも旅先だった」で監督や、過去には雑誌『暮らしの手帖』で編集長を務められたりと多方面でご活躍をされています。

わたしが初めて松浦さんのことを知ったのはカフェにおいてあった『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』(マガジンハウス)でした。

感銘を受けてこの方のように生きたいと思ったほどでした。

それから松浦さんの本を積極的に読むようになりましたが、堅苦しくなくでもしっかりと生きていく方向性を示してくれている感じがしてとても好きです。

 

今作は雑誌『クウネル』に収められたものを編集されたとのことでした。

 

冒頭の「はじめに」には松浦さんが寝る前にやっている習慣が書かれていました。

ベッドに入って目をつむり、今日あったうれしかったこと、楽しかったこと、しあわせだと思ったことなどを三つ選ぶのです。

松浦弥太郎『今日もごきげんよう』(マガジンハウス)p1

この習慣はわたしも感謝の日記として続けています。

翌朝の目覚めがいいかは別問題なのですが、ゆったりと気持ちよく眠ることができるのでおすすめです。

 

特に印象に残ったのが『おいしいはなし 忘れられないオムライス』(p213)でした。

オムライスを知らない松浦少年は、中華屋を営む同級生からお父さんのオムライスがおいしいと聞きます。

出前をとるときに恐る恐る注文して食べることになります。

その時の描写がとても食欲をそそりました。

その後、うちは中華屋だから頼んだらダメだよとなったときのお母さんの行動がすごかったです。

 

松浦さんの本はどれを読んでも期待外れがなく松浦さんです。

タイトルでピンとくるものから読んでみてはいかがでしょうか?

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