こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。
今回紹介する本は、松下幸之助さんこ『続 道をひらく』(PHP研究所)です。
『道をひらく』(PHP研究所)に続き読みました。
睦月、如月と月ごとに分類をされて収められています。
その月ごとに読み直してみるのも良さそうです。
読んでいて感じるのはやはり松下幸之助氏は謙虚であり、驕りや昂りを感じさせず素直であるということです。
一代でそれだけの会社を興していれば、自分はこうやったんだと説教くさいことを言っていていても誰も異論を唱えないでしょうし、文句を言うこともないと思います。
だからこそその松下幸之助氏の姿勢に多くの人が感銘を受けて今もなお影響を及ぼし続けるのだと思います。
どれも心に響く文章なのですが、特に印象に残ったのは「成功の連続」(p246)でした。
そこには3回連続で成功するようなことは危険だと書かれていました。
そこまで続くと慢心や甘えが生じます。
そうならないためにも挑戦をして失敗をする。
そこから自己反省をして次につなげる。
年齢を重ねるほど新しい刺激は減ると思うのでチャレンジ精神は失わないようにしていきます。