2020年3月に読んだ本

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4月に入って年度が変わりましたね。

2020年3月に読んだ本の一覧をアップしておきます。

家にいることも多かったり、読友さんから本を借りることもあったりしたので冊数多めです。

最近はコロナウイルスの状況を考慮して対面での読書会を自粛しています。

都合のいいタイミングでzoomを使った読書会等を開けたらいいなと思っています。

その際は是非ご参加をお待ちしております。

2020年3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:4647
ナイス数:271

パレード (新潮文庫)パレード (新潮文庫)感想
そうめんを食べてお昼寝をした後の昼下がり。センセイの「昔の話をしてください」から始まるツキコさんの昔話。
一冊の本が終わった後も本の中のキャラクターは生き続けるし、そういうのを知れると面白いものですね。
読了日:03月30日 著者:川上 弘美
センセイの鞄 (新潮文庫)センセイの鞄 (新潮文庫)感想
センセイと呼ぶところ、夏目漱石『こころ』を彷彿とさせますが、こちらのセンセイはかつての国語の恩師です。ツキコさんとの関係性であったり、徐々に近づく感じはなんとも面白かったです。センセイのかつての妻がワライタケを食べた話が妙に心に残りました。
読了日:03月30日 著者:川上 弘美
さがしもの (新潮文庫)さがしもの (新潮文庫)感想
バー読 AL-MAUJでお借りした一冊です。「本」にまつわる短編集です。「本というのは世界への扉」であり、世界観を広げてくれるものです。なければいけないものではないけれども、心を豊かにしてくれるものであることは確かだと思っています。多くの人にその魅力を伝えたいと改めて思いました。
読了日:03月29日 著者:角田 光代
超一流は、なぜ、食事にこだわるのか?超一流は、なぜ、食事にこだわるのか?感想
自分にとっての食事法を身につけるのが一番。カラダの声に正直に必要なものを摂るに限りますね。
読了日:03月27日 著者:千田 琢哉
ふなふな船橋 (朝日文庫)ふなふな船橋 (朝日文庫)感想
船橋を舞台に、梨の妖精「ふなっしー」がちらほら出てきます。センチメンタルな人間の内面が描かれているなあ、とかんじました。
夢で逢えた人に何を伝えられるか考えました。

印象に残ったところ

「そしていつか、みんな等しくこの世から旅立ち、骨になってしまうんだ。」
私は言った。
「だからこそ、今日一日がその人にとって最高に楽しくあるべきなんだよ。」
(p157)

読了日:03月27日 著者:吉本ばなな
期待値を超える: 僕が失敗しながら学んできた仕事の方法 (光文社新書)期待値を超える: 僕が失敗しながら学んできた仕事の方法 (光文社新書)感想
松浦弥太郎さん新書は初めてです。水を飲むようにするすると心に染み入るように読みました。副題に「僕が失敗しながら学んできた仕事の方法」とあるように商談などで使えそうなマインドの部分について多く書かれていた印象でした。
読了日:03月25日 著者:松浦弥太郎
クスノキの番人クスノキの番人感想
クスノキの元に祈念に訪れる。訪れる人は何のために祈念をするのか。小さな「?」が徐々に大きな「?」となり、最後はすっきりと「!」になる安定の東野圭吾作品かなと思います。

ネタバレになりそうなのであまり書けませんが、言葉にできることが全てではないというのはその通りで、脳みそを交換したいと思うこともあるくらいです。言葉を知り、言葉の限り尽くしたいと思います。
読了日:03月23日 著者:東野 圭吾
ラヴレターズ (文春文庫)ラヴレターズ (文春文庫)感想
職場の方からお借りした一冊。26名の著名人によるラヴレター集です。恋する人に向けたものだけでなく、肉親から過去の自分など相手は色々で読んでいて面白かったです。小池真理子さんの『亡き猫のための恋文』と村田沙耶香さんの『コンビニエンスストア様』が特に印象に残りました。
読了日:03月21日 著者:川上 未映子,村田 沙耶香
おとなのまんなか 新しいことはまだまだ、できる。 (PHP文庫)おとなのまんなか 新しいことはまだまだ、できる。 (PHP文庫)感想
「きほん」っていうとなんだか単純なようで面倒くさい印象があります。でも、いつでも振り返ることのできる「きほん」をしっかりと定めておくことで今現在の位置をしっかり確認できるのだと思います。

読了日:03月20日 著者:松浦 弥太郎
すばらしい日々 (幻冬舎文庫)すばらしい日々 (幻冬舎文庫)感想
『びわ』の話がお気に入り。挿入されている写真も素敵でした。
読了日:03月17日 著者:よしもとばなな
小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)感想
久しぶりの岩波文庫です。他は意識しないのですが岩波文庫を読むときは背筋を伸ばすような気分になります。

私小説として、筆致の素晴らしさの呼び声高い『城の崎にて』を目的に読みました。死と生は違うカテゴリーではなく、同じカテゴリーに属していて、何気なく生物をみていると自然と感じることなのかもしれません。
読了日:03月16日 著者:志賀 直哉
即答力 (朝日文庫)即答力 (朝日文庫)感想
高校をドロップアウトし、アメリカで学んだことのひとつが「即答」すること。単にレスポンスが速いだけでなく、いかに深く考えるか、その準備をしっかりとしておくのが大事なのかが大切なのかなと思いました。
読了日:03月14日 著者:松浦弥太郎
くいしんぼうくいしんぼう感想
美味しいものが好き。それは誰もが当てはまることだと思う。しかし、それだけであって松浦弥太郎さんほどの思い入れがこれだけあるのはなかなかないんじゃないかと、松浦さんは「くいしんぼう」なんだと思う。「カトレアの元祖カレーパン(p36)」を食べるを食べに行きたいお店リストに追加しました。

松浦さんのお祖母さんの「一所懸命」とは、「ひとつのことを、まじめに、いのちをかけて行うことよ」にしびれました。
読了日:03月12日 著者:松浦 弥太郎
人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方 (単行本)人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方 (単行本)感想
やわらかな文体の中にピリッとすることが書いてあるので、松浦弥太郎さんが好きです。この本は「お金」と「仕事」についてです。収入の方程式「感動×人の数」が印象的でした。
読了日:03月12日 著者:松浦 弥太郎
図書館の神様 (ちくま文庫)図書館の神様 (ちくま文庫)感想
「雨って、昔自分が流した涙かもしれない。心が弱くなった時に、その流しておいた涙が、僕達を慰めるために、雨になって僕達を濡らしているんだよ」という垣内君の詩に唸りました。何気ない日々の中にちょっとありそうなことを考えるのが面白いと思わせてくれる作品でした。サイダーが飲みたくなります。
読了日:03月09日 著者:瀬尾 まいこ
幸福な食卓 (講談社文庫)幸福な食卓 (講談社文庫)感想
『天国はまだ遠く』以来の瀬尾まいこさん作品でした。「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」という本のまくら(出だし)でぐっと掴まれました。少女が中学生から高校生へと成長する中での家族模様ですが、色々な出来事があって面白かったです。受験前の大浦君のように「二人とも合格したら、俺たち付き合っちゃおうぜ」みたいな台詞は言ってみたいと思いました。
読了日:03月07日 著者:瀬尾 まいこ
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方感想
コツコツと運動をします。
読了日:03月06日 著者:ジョン J. レイティ,エリック ヘイガーマン
読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)感想
「本を読んだ」にも色々な段階があります。読書会で求められるのは、本の内容について語られることよりも、その紹介する人がなぜその本を読んだかについて語られることだと考えると、別に読んでなくてもいいのかなと思いました。
読了日:03月04日 著者:ピエール バイヤール
そして生活はつづく (文春文庫)そして生活はつづく (文春文庫)感想
わたしにとっての星野源さんはバナナマンの日村さんにステキなバースデーソング(YouTubeで聴けました)を贈る人。

俳優、音楽家、文筆家とマルチな才能を発揮されています。エッセイは初めてでしたがとても面白かったです。

星野さんみたいに肩書きがよくわからない人に憧れます。
読了日:03月03日 著者:星野 源
松浦弥太郎の仕事術 (朝日文庫)松浦弥太郎の仕事術 (朝日文庫)感想
仕事に対するスタンスというのはその人自身の振る舞いだったりします。どういう風に仕事に向き合うかのヒントをこの本は教えてくれます。やっぱり松浦弥太郎さんは格好良いなと思います。
読了日:03月02日 著者:松浦弥太郎
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