虚構新聞〜役に立たなかった本〜

イベント情報





読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。

  読書会の申し込みは「こちら」からどうぞ。

参加希望日を選択の上ご連絡ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

開催日の3週間前の月曜日8時を基本として配信しています。

よければ登録をお願いします。

今日のブログ

札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで癒しを与えるビブリオセラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

2020年2月24日にコワーキングSALOONで開催した第4回ビブリオバトルで紹介した『虚構新聞』について書いていきます。

虚構新聞

今回のビブリオバトルのテーマは「役に立たなかった本」でした。

ビブリオバトルは全員が発表した後に、一番読みたくなった本(チャンプ本)を決めます。

そのお題が「役に立たなかった」というのが面白いなぁと思い、選書をしました。

 

実はこの本読むのに結構苦労しました。

もともとは本の交換会で手に入れた本です。

「新聞読んでる?」

というキャッチーなフレーズがつけられていて思わず手にとってしまいました。

本というのは無条件に良いものと思っていた節がありましたが、そのようなことはないのだといい意味で裏切られました。

というのも、『虚構新聞』に掲載されているのは、虚構であり全てフェイクニュースです。

フェイクニュースとわかっていて何が手に入るのでしょうか?

そんな風にも思いましたが、記事の見出しを眺めて面白そうという記事をちらっと眺めるのがちょうど良いのかもしれません。

この、「役に立たなかった」感があるのがこの本に贈る最大の賛辞であるとも思います。

 

虚構新聞にもたまに誤報が出ます。

つまり現実化してしまうのです。

実際に人の手が働いてなることもあれば、自然発生的になるものもあります。

攻めた記事だとこのようになりやすいようです。

 

私は学生時代、数学が好きでした。

円周率が割り切れた話や、1=2が証明された話は物事の本質がわかっているのか考えさせられるんじゃないかと面白かったです。

 

私は本はサプリメントみたいなものだと思っています。

この本はもしかしたら効くと言われて渡された偽薬かもしれません。

でも、偽薬とわかっていても効果はあることもあるみたいなので、読んでみて触れる価値はあるかもしれません。

ビブリオバトルでの紹介動画です。

読書会情報はこちらから!




Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

お仕事・ご相談はこちらから!

書いている人


第4回ビブリオバトル開催報告!

2020年1月を振り返って

関連記事

  1. 小川洋子『博士の愛した数式』から学ぶ数学のロマン…

    私の自己紹介ページには過去の読書会で紹介した本をあげています。読書会が軌…

  2. 都合のいい読書術

    今日は久しぶりに本の紹介をしようかなと思います。読書会をやっている人のブ…

  3. 好きなことをやるのではなく、嫌なことはやめるとい…

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで…

  4. 自分という存在を理解するためにやれること

    自分の長所はなんですか?と聞かれて即答できるという方はなかなか少ないのではな…

  5. 職業、読書家を目指して。

    ここ最近は、働き方や生き方について考える機会が多いです。先日初開催したR…

  6. 新学期にオススメの本、3冊!

    動画でもまとめています新学期といってももう4月も半ばですが………

  7. YUIさんの柔張るという生き方

    2020年2月21日に開催した第49回「本の話をしよう」@Brown Boo…

  8. パム・グラウト『「感謝」で思考は現実になる』で気…

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで…

Twitter でフォロー

PAGE TOP