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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回は、本の紹介をします。
紹介する本は、『神田橋條治が教える 心身養生のための経絡・ツボ療法』(創元社)です。
この本を手に取ったきっかけは東洋医学に対する理解を深めたいというものでした。
わたしは双極性障害をもっており日々薬を飲み生活をしています。
とあることをきっかけに鍼灸師さんと知り合い、治療院に通うようになりました。
それからというもの定期的に受けることによって気分がスッキリとしたり、沈んでいた気持ちが上向きになったりと効果を感じています。
しかし、なぜ効くのかを説明できずに何となくというニュアンスしか伝えることができないもどかしさみたいなものを感じています。
ということで理解を深めるべく学んでみたいと思いました。
大型書店で本棚を眺めていると、神田橋條治さんの名前を見つけました。
すぐに坂口恭平さんの『躁鬱大学』(新潮社)で「神田橋語録」として出てくる方だと気づきました。
ということでこちらの本を購入しました。
神田橋條治さんは精神科医です。
薬物投与が中心の治療に疑問を感じて、人間が本来持つ自然治癒力に目を向け、その中のひとつに鍼灸があったとのことでした。
鍼灸治療というものは、わたしにとって効果を感じるけれども謎に包まれたものです。
鍼やお灸でなぜ良くなるのか、理屈ではわからない部分があります。
素人からすると奇書に分類したくなるような意味がわからないところも正直ありました。
「空中のツボ」とか「気のビーム」と治療なのに身体に触らないところまでいくと、お手上げになりました。
それでも鍼灸をはじめとする東洋医学は、近代医学が解明できていない先を行くものと解釈することもできます。
最初の一冊ではなかったのかもしれませんが、普段の養生として活かせそうなとこともありましたので、それについてはどんどん実践していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。