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第59回「本の話をしよう」で紹介をした一冊です。
紹介した動画はこちらです。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。
この日のテーマは「わたしにとっての本」ということで、自分なりの本の定義を考えてみました。
商業出版という流通になっていなくても、バーコードのISBNがなくても本だよね、ということでこちらの本を選びました。
本はBASEで買えます。
自叙伝のような形なので小谷さんの半生が分かるような感じです。
芸人として花を咲かせることができずにキングコング西野さんの家に転がり込みます。
しかし家賃を二ヶ月滞納して約束だからしっかりとしないといけないと家をでてホームレスをすることになります。
1ヶ月は本当に家に住むことなく公園でダンボールで寒さをしのいだりといった生活をしたようです。
それから相談をして自分の一日をたった50円で売ることになります。
50円は生活することは到底できないでしょう。
しかし50円で小谷さんの1日を買った人はその働きぶりに感謝をしてご飯をご馳走して最後にはありがとうというのです。
その感謝がお金として換金することのできる場面があります。
イベントの人数合わせできて欲しいという依頼があり、名古屋に行きます。
そこで知り合った女性と3日一緒にいて居酒屋で同席した人から「そんなに一緒にいるなら付き合えば」と言われます。
「付き合うのは嫌だけど、結婚だったらいいですよ」と答え、ゴールインをします。
そんな彼女のために結婚式を開こうと思いますが、小谷さんのはお金がありません。
そこで利用したのがクラウドファンディングでした。
ネット上で企画をプレゼンして支援を募るものです。
そこに過去に小谷さんの1日を50円で買った人たちが続々と支援をしました。
お金がなくても信頼があればお金に困らず必要なときに換金することができるということがわかりました。
そういう意味でも相手に尽くし、お客様の望んでいることを察知することは大切だと思います。
ちなみに私が購入したときに発送の音沙汰がなかったので問い合わせたところ、届いたときにサインの横に「おそくなってごめんなさい」とありました。
これも小谷さんの人柄かと大切にしたいと思いました。