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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
また、「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人もしています。
今回紹介する本は、川代紗生さんの『私の居場所が見つからない。』(ダイヤモンド社)です。
川代さんは天狼院書店のスタッフでありながら、現在はフリーのライターとしても活躍されています。
天狼院書店のウェブメディア内のブログ「川代ノート」はわたしも大好きでよく拝見していました。
その川代ノートの記事を加筆修正して出されたのがこの一冊になります。
川代さんとは実際にお会いしたことがあります。
2018年の12月に札幌で開催された天狼院書店の出張ゼミでお会いをしてお話しすることができました。
遠い過去のようです。
天狼院書店のサイトから申しこみ、サイン本を手にしました。
中心のテーマに据えられているのが「承認欲求」です。
わたしも川代さんと同じくゆとり世代に分類されるので、この感情に振り回されることがあります。
SNSが好きな時点で自然とそういうものなのかもしれませんが、しないように気をつけていても反応やフォロワー数が気になってしまうものです。
捨てなさいとか気にするなと言われることが多いですが、川代さんはこの感情にしっかりと向き合いしっかりと結論を出されています。
それがあるから自分を自分たらしめているところがもしかしたらあるのかもしれません。
その他、色々な感情や人間関係に目を向けて書かれています。
自分の内面をしっかりと見つめてえぐるような感覚がしました。
人によっては重くのしかかるように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、最後はポジティブに抜けているので読後感としては爽やかでよかったです。
わたしも書くことが好きです。
動画や音声メディアにもチャレンジしてみましたが、やはり書くことが好きです。
書くことが内省を深めることにつながり、自己療養につながるのだと改めて感じました。
わたしもこれからも書くことを楽しみたいと思いました。