日本語はだれのもの?

イベント情報







読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。

 

募集の案内はLINEでも行っています。

どこかの月曜日8時を基本として配信しています。

申込はLINEから可能です。

よければ登録をお願いします。

本題はこちらから

今回紹介する本は、温又柔(おんゆうじゅう)さんが文、きたしまたくやさんが絵を担当されている『日本語に住みついて』(シナノパブリッシングプレス)です。

2023年11月に神戸を訪れた際に購入をした一冊です。

読んでいてこの本どこかで読んだことあるなと思うことがあります。

基本的には読みたいと思った本を含めた本の管理は読書メーターを使っているので同じ本を2冊購入したことは今のところないです。

 

調べて見ると以前、温又柔さんの本を読書会で紹介していただいたことがあったようです。

台湾の出身ですが、3歳から日本に住んでいるということで、何かを表現するのに日本語は欠かせないものになっているとのことです。

それでも自己紹介をすると日本人の名前ではないことから「日本語がお上手ですね」と言われるそうです。

小さい頃からずっと使ってきた言語を上手ですねと言われるのはなんだか違和感があります。

日本語を使うというのは日本人に与えられた特権というわけではありません。

わたしは日本語の素敵な表現に出合うとよかったなと思いますが、それは別の言語に触れていても感じることはきっとあると思います。

日本の島国という特性もあるとは思いますが、気づかずのうちに外国との壁を高くしてしまわないようには気をつけたいものだと感じました。

 

商品はこちらから

https://sunnyboybooks.net/items/637733cbf3de5c772df86b38

 

 

読書会情報はこちらから!





LINEの友だち検索「@pgc8174h」でも出てきます。

LINE オープンチャットへのご参加はこちらからどうぞ!

Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

書いている人


自分の中に編集者の視点をもつ

豊かな経験が小説を読むときに生きる

関連記事

  1. キム・イナ『わたしたちの心をつなぐ ふつうのこと…

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「…

  2. まわり道をすることでたどり着く場所

    今回紹介する本は、大竹英洋さんの『そして、ぼくは旅に出た。』(文春文庫)です…

  3. 魂の赴くままに生きる

    今回紹介する本は、坂爪圭吾さんの『やりたいことをやるために、好きなものを好き…

  4. 上田信治『成分表』(素粒社)

    こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。読書セラピストとし…

  5. 幡野広志『ぼくたちが選べなかったことを、選びなお…

    今回ご紹介するのは、幡野広志さんの『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおす…

  6. 鈴木優香『20220624-20220709・K…

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。読…

  7. 自分の中の正義と悪を認める

    今回紹介する本は、やなせたかしさんの『ボクと、正義と、アンパンマン』(PHP…

  8. 小山清『風の便り』(夏葉社)

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「…

PAGE TOP