日本語はだれのもの?

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今回紹介する本は、温又柔(おんゆうじゅう)さんが文、きたしまたくやさんが絵を担当されている『日本語に住みついて』(シナノパブリッシングプレス)です。

2023年11月に神戸を訪れた際に購入をした一冊です。

読んでいてこの本どこかで読んだことあるなと思うことがあります。

基本的には読みたいと思った本を含めた本の管理は読書メーターを使っているので同じ本を2冊購入したことは今のところないです。

 

調べて見ると以前、温又柔さんの本を読書会で紹介していただいたことがあったようです。

台湾の出身ですが、3歳から日本に住んでいるということで、何かを表現するのに日本語は欠かせないものになっているとのことです。

それでも自己紹介をすると日本人の名前ではないことから「日本語がお上手ですね」と言われるそうです。

小さい頃からずっと使ってきた言語を上手ですねと言われるのはなんだか違和感があります。

日本語を使うというのは日本人に与えられた特権というわけではありません。

わたしは日本語の素敵な表現に出合うとよかったなと思いますが、それは別の言語に触れていても感じることはきっとあると思います。

日本の島国という特性もあるとは思いますが、気づかずのうちに外国との壁を高くしてしまわないようには気をつけたいものだと感じました。

 

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https://sunnyboybooks.net/items/637733cbf3de5c772df86b38

 

 

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