これからも人生に向き合い学び続けたい

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『致知』という月刊誌を購読しています。

書店では売っていません。

定期購読でしか読むことが出来ません。

元々は高校時代の友人から『致知』を使った読書会である若獅子の会に参加をしたことがきっかけでした。

そこから購読を始めました。

バックナンバーは全て保管しているので見たところ、2018年9月から購読をしているようでした。

 

創刊の理念は「いつの時代にも、仕事にも人生にも真剣に生きている人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」です。

現在では11万人を超える読者がいるそうです。

生きることは人生や仕事に向き合うことでもあります。

わたしは毎号届いたら毎日少しずつ読むようにしています。

これから発刊されるものはいくらでも読めますが、過去のものはなかなか読むことが出来ません。

 

今回、『致知』創刊45周年を記念してつくられたのが、藤尾秀昭 監『一生学べる仕事力大全』(致知出版社)です。

監修を務めている藤尾秀昭さんは『致知』前編集長であり現在は主幹、致知出版社の代表取締役社長であります。

今までなかなか読むことが出来なかった過去のインタビューや対談記事がまとめられているものになります。

 

ページ数はなんと788ページです。

わたしは仕事の休憩中によく本を読みますが、何人の方にも何の本を読んでいるのか、と聞かれました。

それだけのボリュームがあります。

内容も濃いものばかりなので読んでは休憩をしてを繰り返しながら読みました。

 

京セラの稲盛和夫さんや、教育学者の森信三先生のお話も印象的でした。

特に心に響いたのが王貞治さんと荒川博さんの対談でした。

世界のホームラン王となる王貞治さんがかつて野球少年だった頃は投手であり、左投げ右打ちでした。

たまたまオフシーズンで試合を眺めていた荒川さんは二打席凡退した王少年に対して、「次は左打ちでやってご覧」とアドバイスします。

それを聞き入れた王少年は次の打席で2ベースヒットを打ちます。

プロ入り後師弟関係となった二人ですが、王さんは荒川さんの指導を素直に受け入れます。

素直に受け入れるものだから教える荒川さんにも熱が入ります。

すぐにアレンジをしようとするのではなく、まずは師とすべき人の助言を素直に受け入れる姿が成長するには不可欠だと感じました。

 

生きることや仕事に対して真剣に向き合う人が報われない世の中というのはなんとも世知辛いものがあります。

またそういう場にいると感じても腐らずに目の前のできることに向き合っていくという姿勢はとても大切だと思います。

 

この本には成功者と呼んで問題ない方々ですが、運のみで勝ち取ってきたばかりではないと感じました。

もちろん運命だと感じたら飛び込む勇気も必要ですが、その運を引き寄せるために誠実さや素直さも必要です。

いつもいつも理想を貫くことが出来ないからこそ、心を磨いて高めていくことが大切だと感じました。

これからも『致知』と共に学び続けようと思います。

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