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季節はすっかり秋になりました。
数ヶ月前は暑いと言っていたのがうそのようです。
読書の秋とはよく言われますが、年中本を読んでいるので、そこまで意識することはありません。
ただ、夜が長くなるので読むのに集中しやすい環境であることは間違いなさそうです。
読書の秋といえばやはり読書感想文がつきものです。
今の学生さんもやっているのでしょうか?
これが原因で読書嫌いを生んでしまっている側面は否定できません。
それでもわたしは読書感想文は書いたほうがいいと思っています。
わたしは読んだ本の内容をこのブログに書いていますし、さらにその中からこれぞと思う作品は読書会で紹介をしています。
基本的には読んだ本の内容は忘れていいものだと思っています。
それでもせっかく読んだ内容の一部でもいいので自分の血と肉にしたいという思いもあります。
その手っ取り早い方法が感想を書くということだと思っています。
学校での読書感想文の何が問題かと言われると、思ったことを書きなさいと言われるのに、その背景には道徳的に正しいことが暗に求められることです。
本当に思っていることでも、本にのっとっていなければいけないわけです。
この本の要旨を抑えるとそうはならないよね、みたいなところがあってはいけません。
学校教育批判というわけではなく、これは仕方がないことです。
では、どうするかということですが、基本的にはこの思ったことを書くというスタンスは同じです。
そこに一個視点を追加して、よかったところを探しながら読むということです。
思ったことを書くのではなく、良いと思ったところを書くということです。
我々は批評家ではありません。
正しい評価は専門家に任せましょう。
ならば、その本の良いところを吸収して自分の人生に役立てる道を探したほうがいいです。
やることは単純で良いところを探しながら読んで、その過程で気付いたことを書くだけです。
この書き方は月刊誌『致知』の読書会である若獅子の会で学びました。
普段から良いところに目を向けることで自然と普段からモノの見方も変わる部分があるのでお勧めしたいです。
読書感想文の書くコツについてお話ししました。
思ったことを書くということは学生時代から変わりませんが、良かったところを積極的に探すという視点をぜひ取り入れてみてください。