あなたは何を基準に本の価値を測っているでしょうか?
本の値段と価値について考えてみました。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(Twitter: @shogogo0301)です。
わたしは本を購入して読むことが多いです。
借りて読むこともありますが、8割くらいは紙の書籍を購入して読んでいます。
ここで考えたいのは本の価値は値段で決まるのか、ということです。
最近行なっている本を読んだ後のワークとしてその本の価値はいくらかというのを考えています。
これを考えるときにどうしても購入したときの値段が頭をよぎるのです。
2,000円で購入をしたからそれくらいの価値かなとどうしても引っ張られてしまいます。
単行本は1500円くらいする感覚がありますが、文庫化するのを待てば500円で買えます。
文庫化されるまでにこの本の価値は低下したのでしょうか?
そんなことはありません。
時を経ることにより、より多くの人に読まれるべき本が文庫という形でより手に取られやすい形へと変わったものだと思っています。
文庫されやすいジャンルなどもあるので一概にも言えませんが、買ったり、読んだりした単行本が文庫化されるということは先見の明があるものだと思っています。
全てとは言いませんが、今まで読んできた本が今のわたしを創っていると言っても過言ではありません。
本の価値を見極めこれからも時間とお金を投資したいと思います。
時間に関しては自分の考えるしなやかさを失わない程度に、お金に関しては収入の10パーセントを目標にしたいと思います。
(eye catching photo by chiho)