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今日のブログ
何かを学ぶのに耳を活用していますか?
今回紹介する本は、上田渉さんの『超効率耳勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。
著者の上田さんはオーディオブックプラットフォームのaudiobook.jpを運営するオトバンクの代表取締役会長です。
自身の学生時代の勉強に耳勉強を取り入れたことをきっかけに成績が向上して東京大学に進むことができたそうです。
あなたはテレビとラジオのどちらが好きでしょうか?
今ではYouTubeやサブスクリプションサービスで手軽に動画を観ることができるようになりました。
わたしは学生時代からラジオが好きでよく聴いていました。
TEAM NACSの皆さんのラジオは隈なくチェックをしていましたし、受験勉強のお供はSCHOOL OF LOCKでした。
お笑い芸人の方のラジオを聴くことも多く、くりぃむしちゅー のオールナイトニッポンをリピートで聴いていました。
今でもradikoを使って聴けるようになり、またPodcastをきっかけに色々な人の話を聴けるようになりました。
視覚情報がない分想像の幅が広がるのが魅力のひとつなのかなと思っています。
耳を使って学ぶことができることの魅力は隙間時間を使えるところにあります。
時間はないようで結構耳は暇をしていることが多いです。
通勤中は歩くことにプラスして聴くことができますし、家事のついでに聴くことができます。
音声のメリットでもあり、デメリットでもあるのが飛ばすのがむずかしいのと特定の部分を探すのがむずかしいというところです。
これに関しては何度も聴くことを前提にして、本を読む以上に一度読んだら覚えておかなければという気持ちをなくしておくことが大切なのではないかと思います。
またオーディオブックによる読書は、読書セラピーと同様の効果があるそうです。
薬ではなく本を処方する国があります。
本にはそれだけ精神にとって効果があるということです。
文字を読めなくなったとしても音として言葉を取り込むことでその効果は発揮されるということです。
音として言葉で考える過程は音声でも文字でも言葉として取り込むので結果は同じということですね。
学習スタイルチェックがありました。
聴覚系、言語感覚系、触覚系、視覚系の四つに分けられます。
わたしはダントツで言語感覚系が優位でした。
内省が強みとなりうる資質の第一位なので納得の結果でした。
思考を深める方法のひとつとして音声というのをこれからも取り入れていこうと思います。
おすすめの聴き方として「マルチタスク」をおすすめしていました。
何かの作業をしながらオーディオブックを聴くというものです。
「カクテルパーティー効果」に触れて書かれていました。
パーティーの場のような雑音の混ざり合う場所でも自分の名前が呼ばれたらすぐに気づくものです。
聴き流しであっても本当に必要な情報というのは耳に入ってくるということです。
情報のインプットがおすすめとなるコンテンツでこの方法が向いているようです。
マルチタスクは避けてましたが試してみたいと思います。
オーディオブックやPodcastをはじめとする「耳」の市場はどんどん広がりを見せています。
本書にはその効果も書かれていますので、はじめてみようかなという方のヒントになるかと思います。
本書の購入特典としてaudiobook.jpの聴き放題プランが試せるのもいいところです。