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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
また、「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や北海道致知若獅子の会の世話人もしています。
今回紹介する本は、寺田真理子ー著、林望ー監修の『古典の効能』(雷鳥社)です。
著者の寺田真理子さんは日本読書療法学会の会長を務められています。
日本読書療法学会にはわたしも入っており、日々の活動を読書セラピストとして行っています。
寺田さんはメンタルヘルスのカウンセラーとしても活動されており、本書は古典から人の心の動きをとらえています。
「万葉集」「枕草子」「古事記」といった誰もが一度は聞いたことがあるであろう古典作品を取り上げています。
解説と「今の生活に役立つヒント」が書かれています。
読書療法の観点から印象に残ったことに関しては、「書く」という行為にも読書療法の効果があるということです。
精神の回復や書いたものを読んでもらうことで共感を得たり、自分で読み返すことにより自分で煎じた薬を飲むような効果が得られるということでした。
これからも本を読んだら感想を書くというところまで意識して行っていきます。
古典というものは決して古いだけでなく、今の今まで残ってきたからには理由があります。
そこには古来から変わらない人間の本質というものが隠れています。
新しいものに価値を求めるだけでなく、古くからあるものから本質をしっかりと見出す目を養っていきたいです。
古典には苦手意識がありますが、少しずつチャレンジしていきます。