谷村志穂『りん語録』を読んでりんごに思いを馳せる

イベント情報





読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。





読書会の申し込みは「こちら」からどうぞ。

参加希望日を選択の上ご連絡ください。

今日のブログ

読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています。

 

紹介する本は、谷村志穂さんの『りん語録』(集英社)です。

お借りして読みました。

著者の谷村志穂さんは札幌生まれの作家さんということでなじみがありました。

小説は読んだことがなかったのでそちらも気になるところです。

りんごをこよなく愛する谷村さんが作品に出てくるりんごの種類を探ったり、産地をめぐったりするお話になっています。

読むと無性にりんごが食べたくなります。

りんごの何の効能かは忘れましたが、実家にいた頃は夜のデザートに決まってりんごを食べていました。

四人家族でしたのできっちりと4等分されたりんごを食べていました。

そんな懐かしいことを思い出しながら読みました。

心に残った文はこちらです。

りんごはこうして薬にもなり、知恵の実とされ、人を誘惑する禁断の果実にもなり、宗教的な意味合いも含む。いつも何かの象徴のように存在する。

谷村志穂『りん語録』(集英社)(p184)

りんごの出てくる言葉で思い出したのがマルティン・ルターのこちらです。

明日世界が滅亡しようとも、わたしはりんごの木を植える。

ルターの思い浮かんでいたりんごの種類は何であったのか?  気になるところです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、よりよい一日をお過ごしください。

読書会情報はこちらから!




Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

お仕事・ご相談はこちらから!

書いている人


第82回 読書会「本の話をしよう」開催報告!

印南敦史さんから学ぶ「フロー・リーディング」。流れるように本を読もう!

関連記事

  1. 料理本を読んだってどういうこと?

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「…

  2. 土井善晴 土井光『お味噌知る。』(世界文化社)

    こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。読書セラピストとし…

  3. 土井善晴『一汁一菜でよいという提案』(グラフィッ…

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  4. NAOTO 監修『スープカレー本』(昭文社)

    今回紹介する本は、NAOTO 監修『スープカレー本』(昭文社)です。&n…

  5. スパイスカレーはじめてさんから上級者まで

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「…

  6. 食べることは命をいただくこと

    2022年9月にいわた書店に行きました。いわた書店といえば一万円選書です…

  7. これからコーヒーライフを始めたい方へ

    好きな飲み物を聞かれたらコーヒーと答えます。仕事の休憩中にはもちろん飲み…

Twitter でフォロー

PAGE TOP