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今回紹介する本は、NAOTO 監修『スープカレー本』(昭文社)です。
あなたの好きな食べ物はなんでしょうか?
わたしが好きな食べ物を聞かれたら間違いなくカレーと即答します。
即答ができるようになったのは17歳のときでした。
予備校に通わせてもらうようになり、授業までの時間で飲食店に立ち寄ることが多くなりました。
そこでお気に入りのカレー屋さんができました。
札幌駅地下のアピアにある「北海道カリー俱楽部おの」です。
ここのカレー屋さんに何度も行くうちにここのカレー屋さんおいしいなと感じるようになったのですが、ふと普通のルーカレーじゃないかと思いました。
そこで過去を振り返ると夕飯がカレーの日はテンションが上がっていましたし、何度もおかわりしていました。
そうして自分はカレーが好きなんだと気づきました。
ちなみにおのさんは王道の普通のルーカレーでありながら、特別な存在となっています。
オムライスカレーがお気に入りです。
家で食べるカレーも好きですが、外で食べるカレーも好きです。
札幌発祥の文化にスープカレーというものがあります。
一言にスープカレーといっても様々なジャンルがあります。
スープカレーといえば「スープ状のカレーで、大きな食材がごろごろと入っているのが特徴です」と紹介されることが多いです。
例えば本と言っても小説からビジネス書、文字のない本まで様々なジャンルがあるようにスープカレーのジャンルや特徴を一言で表現するのはむずかしいです。
なのでわたしはお勧めのスープカレー屋さんを聞かれたらどんなカレーを食べたいか聞いてからお伝えするようにしています。
ちなみにラーメンや寿司と並ぶご当地グルメとなったスープカレーと区別をして札幌では「ルーカレー」と呼ばれるほどです。
日本スープカレー協会 広報宣伝担当理事であるヴァイオリニストのNAOTOさんが監修されているのがこちらの一冊です。
札幌はもちろん道内、全国の有名な店舗が紹介されています。
他、TEAM NACSの森崎博之さんやゴスペラーズの黒沢薫さんとの対談記事もあり読み応え抜群でした。
スープカレーの歴史についても触れられていましたので、読み物としてもオススメです。
わたしが中学生だった頃にTEAM NACSの皆さんのラジオをよく聞いていました。
森崎さんのラジオにNAOTOさんが出演されていました。
ちょうどお芝居の音楽監督をするということでしたが、スープカレーが好きということで意気投合されていました。
本職以外の好きで繋がることもあれば、好きなことをどんどん突き詰めていけば結果としてそれが仕事につながることもあるのだなと感じました。
本当にスープカレーが好きな人が携わっており、その熱感と人の感覚が伝わってきました。
グルメサイトやグルメガイドというのは無機質な感じがするものが多いですが、「人」が伝わってきたからこそお勧めしたい一冊です。
これからも札幌の食文化であるスープカレーを楽しんでいきます。