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今日のブログ
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回は、本の紹介です。
紹介する本は、竹村俊介『書くのがしんどい』(PHP)です。
図書館で予約をしており、ようやく順番が回ってきた一冊です。
著者の竹村俊介さんは出版社で編集者として働き、現在は株式会社WORDSの代表取締役です。
SNS時代の「伝わる文章」のためのノウハウが詰まっている一冊になっています。
本書のタイトルは「書くのがしんどい」ですが、この「しんどい」にもいろいろな過程があります。
そもそも、書くことが思い浮かばなかったり、伝わらなかったり、書いたはいいものの読まれなかったり、とあるかと思います。
そのようなあらゆる悩みに対してひとつずつ丁寧に解決策が示されていました。
正直なところわたしは書くことにあまり抵抗感はありません。
書くことは自分の強みとなりうる資質の内省を活かすことだと知ってから、好き好んで書いては毎日のようにブログを更新しています。
書くことでアウトプットすることで気分の安定につながっているので、読まれる読まれないというのは二の次といった感じでした。
それでもせっかく続けているのだから多くの人に届くにこしたことはありません。
Twitterも好きでやっているので参考になるところが大きかったです。
印象に残った一文はこちらです。
「わかりやすい文章」な定義です。
いろいろな定義があるでしょうが、ぼくがいちばんしっくり来ているのは、「読む速度と理解する速度が一致する文章」という定義です。
竹村俊介『書くのがしんどい』(PHP)(p79)
むずかしい文章というのは何度も読み返さないと理解ができません。
読むものに限りがある時代はそれでも良かったのかもしれませんが、今はあふれています。
ちょっとでも読みにくいと感じられてしまったらそれだけでも閉じるボタンを押されてしまいます。
理解しやすい文章というのは読んでもらうための第一歩なのですね。
続けることを主眼に置いてきたので、画像挿入や文字装飾をほとんどしてきませんでしたが、徐々に取り組みます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。