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「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
今回は、本の紹介です。
紹介する本は、坂口恭平『自分の薬をつくる』(晶文社)です。
坂口恭平さんは私と同じ双極性障害を患っており、その考え方というものはとても参考になります。
自殺念慮の肩を救うために「いのっちの電話」として自身の携帯電話番号を公開し、相談を受けています。
そのような坂口さんが医師に扮して相談を受けていくワークショップの様子をまとめた一冊です。
病気になると薬を飲み続けなければいけません。
薬を飲むというのは毎日行うことです。
お風呂に入ったり、歯磨きをしたりすることも毎日します。
ということはそれらは同じカテゴリーで考えられるべきであり、一般的には「習慣」や「日課」と言われます。
自分にとっての良い良い日課をつくっていくことが大切だとまず感じました。
インプットとアウトプットのバランスについても興味深かったです。
食べてもそれを排泄せずにいるとお腹が張ったり、気分が良いものではありません。
何かモヤモヤするときは出すことが大切なのだと感じました。
ワークショップ形式で診察するように相談に答えていきます。
診察室と待合室はホワイトボードがあるだけで会話は筒抜けです。
そうすると待合室にいる人たちはだんだん自分独自と思っていた悩みがそうではないのだと気づきます。
後半では、「話を聞いていたら悩みがなくなりました」という人も現れてきます。
悩んだときには溜め込まずに誰かに聞いてもらうことが大切なのだと学びました。
距離が近いと逆に悩みを相談しにくいなんてこともあるかもしれません。
そういうときでも気軽に相談できる自分でありたいなと思いました。
溜め込まずにどんどんアウトプットですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。