坂口恭平『躁鬱大学』(新潮社)

イベント情報







読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。





読書会の申し込みは「こちら」からどうぞ。

参加希望日を選択の上ご連絡ください。

今日のブログ

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

今回は、坂口恭平さんの『躁鬱大学』(新潮社)の紹介を行います。

YouTubeでも紹介動画を撮りました。

著者の坂口恭平さんの本を読むのは2冊目です。

前回は、『苦しい時は電話して』を読みました。

行政の行なっている「いのちの電話」がなかなかつながらないことから、自身の携帯電話番号を「いのっちの電話」として公開して悩んでいる方の相談に乗っています。

今回の本でも何度も電話番号が書かれています。

坂口さん自身も双極性障害を患っており、わかりやすく躁鬱病といい、それをもつ人を躁鬱人と表現されています。

 

この本を読むと、躁鬱人がどうすれば生きやすくなるか、そのヒントが得られるんじゃないかという気がしました。

精神科医の神田橋條治が口述された   『神田橋語録』をテキストに坂口さんが大学のようにしっかりと15コマで解説をしています。

 

躁鬱病というのは「病気というより体質です」というのに今まで悩んでいたところがスーッと救われるような感じがしました。

 

心に波があるのを認めたうえで、自分の心に従って生きていきます。

これはわたしのモットーとしている「無理しない、焦らない、落ち着く。よりよく生きる」にしっかりと当てはまっているところかなと思います。

双極性障害を抱えている人にはもちろんおすすめですが、お近くにいらっしゃる方にも読んでいただきたい一冊です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、よりよい1日をお過ごしください!

読書会情報はこちらから!




Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

お仕事・ご相談はこちらから!

書いている人


奮い立たせるのにオススメの本は?

映画『ブックセラーズ』

関連記事

  1. 坂口恭平『よみぐすり』(東京書籍)

    こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。読書セラピストとし…

  2. 坂口恭平『継続するコツ』(祥伝社)

    こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。読…

  3. 坂口恭平『自分の薬をつくる』(晶文社)

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  4. 坂口恭平『苦しい時は電話して』を読んで、自分にで…

    「死にたい」と思ったことはありますか?そのときどのように対処をしましたか…

  5. 坂口恭平『土になる』(文藝春秋)

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  6. 【斎藤環⇄坂口恭平『いのっちの手紙』】苦しみへの…

    読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。「本を語る、人…

  7. 坂口恭平『中学生のためのテストの段取り講座』(晶…

    中学生のときのテスト勉強で鍛える段取りは約立つスキルとなります。&nbs…

Twitter でフォロー

PAGE TOP