R・J・パラシオ『WONDER』を読んで考える、差別について。

イベント情報







読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。

  読書会の申し込みは「こちら」からどうぞ。

参加希望日を選択の上ご連絡ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

どこかの月曜日8時を基本として配信しています。

よければ登録をお願いします。

本題はこちらから

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。

借りていた本を読み終えました。

R・J・パラシオ『WONDER』です。

口蓋裂と言う先天異常で何度も手術をしているオーガストが主人公です。

彼と彼を取り巻く人々の成長の物語と言う印象を私は受けました。

話の内容はもちろん素晴らしいのですが、私は本の内容以上に差別ということについて考えさせられました。

 

私たちには同調意識というものがあります。

簡単にいうと似たような人たちと仲良くなりやすいというものです。

類は友を呼ぶとも言えますし、学生時代に仲の良かった友だちというのは何となくでも自分と感性の近い人たちではなかったでしょうか?

そうなると必然的に自分とは違うと感じる人には近づかないという選択を無意識の中でも取ってしまいがちになってしまいます。

別に移るわけでもなければ、心と言った中身が普通ではないことはなくても口蓋裂のオーガストに対して近寄らなかったり差別的な態度をとってしまう人たちがいるのは冷酷ではありますが、あっておかしくないことだと思います。

 

また目で見えるものとそうでないものがあります。

精神疾患というのは目で見えないものです。

外見上は何も変わらなくても、感情が、またはそこから導き出される行動が普通ではない行動に見える可能性があります。

言葉では言い表しにくい障害に対して最近はヘルプマークというものがあります。

赤いストラップのようなものに十字で表されているものです。

そういうものがあるということ、利用している人がいるということをまずは知ることが大切ですね。

 

目で見えるもの、そうでないもの、分け隔てなく過ごしやすい社会のために自分が何をできるのかなと本の内容から少し飛躍をして考えてみました。

 

読書会情報はこちらから!





Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

お仕事・ご相談はこちらから!

書いている人


本をどうやって読みますか?

なりたい自分になるための実践読書会〜リードフォーアクション 〜@SALOON開催報告!

関連記事

  1. ついていける師匠を見つける

    札幌で読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。学ぶ…

  2. 希望のある日々をおくるために

    考えるという行為は確かに特効薬ではないのかもしれません。それが自分の考え…

  3. 伊坂幸太郎作品の名言に偶然出会った話

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@sh…

  4. 新庄剛志『わいたこら。』から学ぶ

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  5. パム・グラウト『「感謝」で思考は現実になる』で気…

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで…

  6. 本を生活の一部にする

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@sh…

  7. 本棚の10冊で人生哲学を考えてみる

    テーマは人生哲学札幌で読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo03…

  8. 毎日が挑戦! 早起きチャレンジ!

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカ…

PAGE TOP