ひとり出版社、夏葉社 島田さんのお話を聞いて「仕事と本への思い」を知る。

2018年3月2日に書肆吉成で開かれた夏葉社の島田さんのトークイベントに参加をしました。

それまで正直、夏葉社のことを知りませんでしたが一気にファンになりました。

 

夏葉社は代表の島田さんがお一人でされている出版社です。

これまで9年間、1人でやってきた理由としては、1人でしか儲からないからとのことでした。

でも、そこには1人でやっている出版社だからこその思いや魅力がありました。

魅力を感じたからこそ、夏葉社から刊行されている本を読んだことがなかったにもかかわらず、島田さんのファンとなり、応援していこうと思えたのだと思います。

ちなみにトークイベントの後に2冊購入をしました。

 

私は今まで出版社で本を選ぶと言うことをほとんどしてきませんでした。

あそこの出版社はこういう特徴があるとかこういうデザインがされているのはあそこの出版社と言うような感覚でしかありませんでした。

ましてや個人レベルでやっている出版社があると言うことを知りませんでした。

私がこれまで出版社を意識しなくしてこなかった理由は何でしょうか?

それは出版社とはパイプの役割をしているようなものだからだと思います。

本の世界で言うパイプとは読み手と書き手をつなぐものです。

今までの認識としては作家さんの伝えたいことを伝えてくれたらいい位の感覚だったのかもしれません。

でも伝えたいことがあってそれに賛同する人がいてサポートをして本が世に出るという構造であることに当たり前の事ですが気がつきました。

出版社は読み手と書き手と本をという媒体を使ってつないでいくと言うつないでくれているという当たり前のことに気がつくことができただけでも収穫でした。

 

他社がやられないような地味な仕事を果敢にやっていくことをモットーにしているそうです。

良いと思われる本が単になって読めなくなってしまう事はとても残念なことです。

そのような運命になってしまった本を、復刊と言う形で新たな命を与えるのが、夏葉社の島田さんの思いや役割なのかなと感じました。

だから島田さんが買いたいと思える長く残り続ける本を作っていきたいのだと思いました。

 

私もそう思いましたが、世間の本に対する憧れと言うものはなくなっていないはずです。

ただ興味や媒体は移り変わるものだと思っています。

本は有益な情報と考えると媒体は変わっても、

本、本屋さんや出版社は存続していくと思っています。

それを考えていくことが、これからの本の時代に求められているものなのかなと思いました。

 

お話を聞く中で決して楽な仕事ではないと感じました。

でも自分に嘘をつかず、ただひたすらに好きな自分の仕事をやる事は、人のためにつながり誰かの支えになるのだと思いました。

今の世の中ではお金と言うものが大きな存在です。

信用という価値を測る尺度となっています。

より良い本を読みたいサービスを受けたいと思ったらしっかりと気持ちよくお金を払うと言うのは大切だと思います。

夏葉社、島田さんをこれから応援していこうと思います。

 

夏葉社のホームページ」はこちらです。

昔日の客 関口良雄
ふたりっ子バンザイ 石亀泰郎写真集

を購入しました。

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