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第9回読書会「本の話をしよう」で紹介した本について書いていきます。
相当前なので当時どのような発表をしたかを覚えていないので、再読した感想を書いていきます。
紹介したのは、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』です。
君たちはどう生きるか
この本が書かれたのは戦前です。
最近漫画化もされたので本屋さんで見かけたという方も多いのではないでしょうか?
なぜ、今の時代になっても読み継がれているのでしょうか?
それは、「先行き不透明な時代」に求められている一冊だからだと思います。
情報があふれかえっている現代でどう生きるべきなのか?
ほそれは主人公であるコペル君のように考え続けなければいけないことです。
この本のタイトルは「どう生きるか」という疑問系です。
世の中にあるほとんどの本が解決策を教えてくれます。
読みたいと思った欲求や疑問があるから読みます。
この本の最後は疑問で締められます。
読み終わったところで自分はどうするかなと考えることが始まります。
こういう時代だからこそ自分の頭で考えるということが大切です。
コペル君やおじさんのように自分の頭で考えることを忘れて思考停止になってはいけません。
それこそがこの本で伝えたかったことなのではないかなと思います。