目的をはっきりさせた後にすること

前回の続きです。

前回は本をやみくもに読むのではなく、まずどの本を読む目標を明確にしましょうという話をしました。

目標を明確にした後どうすればいいか、答えは簡単です。

その目標を達成できるように本を読み、活用すればいいのです。

ビジネス書は著者の言いたいことを読み取れたら良い

本と言っても様々な種類があります。

小説などのストーリーものはもちろん最初から最後までを通して読まないとその魅力は半減してしまうでしょう。

 

ビジネス書の場合も同じでしょうか?

答えは「そうとも言い切れない」というのがわたしの答えです。

というのも大抵の筆者は全て読んでほしいと思って書いているはずだからです。

でも大抵の文章は言いたいことをあの手この手を使い、言い回しを変えているだけです。

だから、変な話、一度見逃してしまった部分でもまた言い回しを変えて触れることができるので、その時に気づきを得ることができるのです。

本は一冊1テーマで書かれている

大抵の本って1つのテーマからなっています。

本ではありませんが、わたしのブログも全体を通して言いたいことも1つです。

それは「本って良いもの」ということです。

もはや抽象概念となっているので、どう表現したら良いかわからないので、色々な角度から本っていいものなんですよということを共有したいと思って書いています。

本を読むときには「問い」を作る

では、具体的にはどうすればいいでしょうか?

それはズバリ問いを作ることです。

知りたいことと言ってもなんとなくではなんとなく読んで結局なんだっけ?

で終わってしまうことがあります。

それを防ぐためには、まず読みたいと思った本もしくは、その著者に聞きたい質問を考えます。

本屋さんで気になったので本を手に取った。
たまたまその隣にその本の著者がいた!
直接聞いた方が早い!
では何を聞こう?

みたいな感じです。

この辺りは難しいので慣れるまでに時間がかかりますが、慣れてくると自然とできるようになります。

あとは答えを探すだけです。

なぜ質問を作るか?

どうして質問を作るといいかというと質問を作ると人間の脳は勝手に答えを探そうとするからです。

「どうして氷は冷たいの?」

と聞かれると、氷が冷たいという前提条件はあっさり受け入れてその理由を探そうとしませんか?

本を読むときにもその習性を大いに利用してみましょう。

オススメ図書

読書会情報

読書会の情報は お知らせ をご覧ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

月初に読書会情報を配信しています。

申し込みはLINEからお待ちしています。



LINEの友だち検索「@pgc8174h」でも出てきます。

LINE オープンチャットへのご参加はこちらからどうぞ!

Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

書いている人


本を読む目的はなんですか?

読書の秋に向けて

関連記事

  1. もしかしたらを考えてみる

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  2. 情報は相手に届いてこそ意味がある

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで…

  3. ベストセラーは読んでもいい

    「本を選ぶ基準ってありますか?」今回は私なりの本を選ぶ基準の一つを紹介し…

  4. 目の前の本をもっと楽しもう!

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  5. 本を読むのは、話を聴くこと

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  6. 着る服を選ぶように書評をします。

    「今日は何を着て行こうかな」と迷うことはありますか?学生時代であれば制服…

  7. 問いを通して対話を深める

    札幌で読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。内沼…

  8. 本は直感で選んでみるのもおすすめ

    先日お話をしていてこのようなことを聞かれました。「井田くんはどんな基準で…

PAGE TOP