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東京に住んだことはありません。
ただ、両親が関東出身なこともあり度々訪れることはありました。
大学で中退するまでは神奈川県に暮らしていましたので、週末に買い物に出かけることもありました。
そこで見ているのは東京の一部でしかなかったのだと感じました。
仁科勝介さんの『どこで暮らしても』を手にしました。
X(旧Twitter)でフォロワーさん経由で仁科さんのことを知り、ブログを拝見し、そのまま写真集を自費出版されていることだったので購入しました。
ニックネームは「かつお」とのことです。
東京23区の駅490を歩いて回って撮った写真集です。
考えてみれば当然の話なのですが、東京で生活をしている人がいます。
いわゆる観光地であったり、商業施設というのはその街の顔の一部でしかありません。
この写真集を見ていると東京にも生活があり、それは他の地域と何も変わらないということです。
それはどこに住んでいても感じる感覚なのかもしれません。
わたしは今札幌に住んでいます。
街中には近いのですぐに観光客に出会うことがあります。
彼らの見ている景色とわたしが見ているのは当然異なります。
どこで暮らしていても自分の見る目を意識していればそれは発見の毎日になるように思います。
そのために目を肥やして記憶しておこうと思うのもありです、
それよりも物理的にカメラという物体をもって街を散策するというのが良い気がしています。
この写真集に触れることによって東京という街の印象が変わりました。
それは今住んでいる街の知らない面がまだまだたくさんあることを示しているのではないかと思いました。
仁科勝介さんのブログ「ふるさとの手帖」