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読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。
今回は、本の紹介です。
紹介する本は、松浦弥太郎『いちからはじめる』(小学館文庫)です。
松浦弥太郎さんはエッセイストとして活躍をされています。
やさしい文体の中にもハッとさせられる気づきを与えてくれる、好きな方のおひとりです。
松浦さんが発見した「人生における宝物」とは何か?
それはタイトルになっている「いちからはじめる」ことだとおっしゃいます。
「いちからはじめる」とはどういうことか? からはじまり、そのために必要な「勇気」はどうすればいいか、と続いていきます。
読むと多くのヒントが得られますが、説教臭さはないので自分だったらこうしようと色々と思考が膨らんでいきます。
「いちから」であり、「ゼロ」ではないのがわたしとしてはミソだなと思いました。
札幌ゼロ読書会に込めた「ゼロ」の意味は自分にとっての原点でした。
好きな本を通して大切にしている根っこにあるものに気づいたり、目を向けたり出来たらいいなという思いからでした。
参加される方にとっても場に集まっているときにはすでに行動をとっているので「いちから」でしょう。
わたし自身読書会の立ち上げはゼロからではなく、これまでの参加者としての経験や周りの方のアドバイスがあってのことでした。
今の仕事も応募したいという動機があったので、ゼロからというよりも何かしらの動かされた「いち」という気持ちがあったからここまで続けていられているのかもしれません。
松浦さんの仕事の定義は「困っている人を救うこと」です。
そのための仕事は好きである必要はないけれども、楽しいことが大切だとおっしゃいます。
また、日々アップデートするなかで松浦さんの信条である「ていねい」が「感謝する」ことではないかと考えたそうです。
日々の仕事を楽しみ、感謝し、感謝されを得ることが結果として長く働けている要因かなと思いました。
松浦弥太郎さんの文章を読むといつも気づきを得られます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、よりよい一日をお過ごしください。