ラブという薬

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札幌で読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。

2018/05/11 第14回でわたしが紹介した本の紹介です。

紹介した本

今回、わたしが紹介した本はこちらです。

 

大型書店に出かけたときにポスターが貼ってあって、「何か」ピンとくるものがあって購入をしました。

マルチタレントのいとうせいこうさんと音楽バンドでつながりのある精神科医の星野概念さんとの対談集です。

 

対談集というよりも実際のところ、いとうせいこうさんがカウンセリングを受けているやりとりを本にしたといった側面もあるようです。

精神科ってどんなところだろうと結構不安な方も多いのではないかと思います。

 

日本にはメンタルに関する知識や授業が少ないせいか、どうしても精神科に行くハードルというものが高いように感じます。

でも、この本を読んでわかるように、そのような気持ちはいらないようです。

怪我したら病院に行くように、
落ち込んだら、
すぐ相談に行けばいいと思うんですよ。
(p18)

とあるように落ち込んだときの相談相手としてプロフェッショナルの精神科医がいると捉えるくらいで良いのかなと思います。

でも、やっぱりどうしても精神科はちょっとという方は逆に精神科に拘らなくても良いのかなと思います。

信頼できる医師に出会うまで

別の本で読んだことなのですが、(どの本かは忘れてしまいました)精神科に通う人で信頼できる主治医が見つかるまでにかかる平均年数は5年そうです。

もちろん全ての精神科医であったり、診察がそういうわけでもないですが、診察時間も5分と短い場合が多いようです。

治療方針と関係性に成り立つものだと思いますが、こうした信頼関係を築いていくことも精神科やメンタルに関する治療を受ける上では欠かせないことです。

ラブという薬

そこで必要になってくるのは、相手を思いやる気持ち=ラブです。

それは話し手と聞き手との対話から生まれてくるものです。

共感してもらえる相手になら身を委ねることもできるのかなと、そのようなことを考えてみました。

自分にもできること

それならば、というよりもそうでなくても、相手の話をしっかり聴くということはとても大切なことです。

信頼して話をできる相手を普段から見つけておく、男性は一対一で話をする機会というのは少ないのかもしれません。

でも、いざという時でなくてもたわいのない話でも延々と内容のない無駄のように思える話ができる友人関係を培うことが希薄になりつつある現代で必要なのではないのかなと思うのです。

自己との対話

そうはいってもなかなか面と向かって話をする相手がいないときもあるでしょう。

そういう時は、自分と対話をすることです。

わたしも結構やりますが、悩んだ時はバーっと箇条書きにしてみるんですね。

それだけでも頭の中が整理されてスッキリとされます。

まとめ

対談であり、表紙の絵を見てわかるようにふわっとした感じがします。

すごく教訓めいたことがあるとか明確な実践すべき〇〇のこと、のようなものが書いてあるわけではないですが、今不安を抱えている人は少しでも気持ちを和らげることができるのではないかなと、そして、精神科に行ってみるのも良いかもしれない、と感じる一冊ではないでしょうか?

みなさんからの質問

札幌ゼロ読書会では、本の紹介をする前に、他の人がその本からどのような印象を受けるかを知るために質問を集めます。

その本の著者にしてみたい質問は?」と言う質問です。

発表に関してはあらかじめ用意してきたものでも良いですし、質問の内容から他の方の気になるポイントに沿ってあらかじめ知ることができます。

著者に対する質問なので、もちろん全く知らないこと、それこそ著者でないとわからない質問がやってくることもあります。

でも、直感で他の方の気になるポイントを知ることができるので、主宰のわたしは結構楽しんでいます。

ちなみにわたしは大枠でこんな感じで発表しようかなと言うのを考えてきてから、みなさんの質問を見て、用意してきたものを補っていきます。

質問はあくまで補助といった感じです。

使わなくても問題ありません。

 

Read For Action読書会の質問を作ると言う形式を入れ始めたのも、紹介したくても紹介しにくい、好きな本と紹介しやすい本は違うことがあると感じたからです。

「ラブという薬」に寄せられた質問

  • ラブって何?
  • おすすめポイントは?
  • 表紙はなぜ黄色?
  • 表紙の絵は誰?
  • 精神科の診察は1回どれくらいですか?
  • どうやったら愛に包まれた生活ができますか?

紹介した本

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