不惜身命 但惜身命

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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

 

毎月開催されている『致知』の読書会ですが、今回は参加をすることができませんでした。

なので感想文も書いていなかったのですが、印象に残ったところを簡単に記しておこうと思います。

特集テーマは「不惜身命 但惜身命」でした。

この身この生も惜しまないことが不惜身命であり、尊い法を求め行ずるが故に身命を惜しむことを但惜身命というようです。

故人である稲盛和夫氏のエピソードから自分がすべきことにしっかりと臨むその姿勢が大切なのだと感じました。

 

総リードで印象に残ったのがイチロー選手が大谷翔平選手にしたアドバイスです。

無理がきく間は無理をしたほうがいい

というものです。

無理をすることは大事だが、やりすぎてしまうとへたってしまいます。

そのバランスが大事だとイチロー選手は言っています。

これを読んでわたしはハッとさせられました。

病気になってからというものの「無理をしない」ことをモットーにあげていました。

無理をして体調を崩してしまっては元も子もないのですが、無理をしないと決めてかかることで成長の可能性にフタをしてしまうこともあるのではないかと思いました。

ノミは自分の体よりはるか高く飛ぶことができます。

しかしフタをされて飛べなくされる環境に慣れてしまうと高く飛べることを忘れてしまうそうです。

無理をしないと鼻から決めて行動することは自分の可能性にフタをしてしまうことなのではないかと思いました。

もちろん体を崩してしまってはいけないのでそのバランスを見極めることが大切なのだと思います。

 

ちなみにフタをされて高く飛ぶことを忘れてしまったノミも近くで高く飛んでいるノミをみると「できる」と気づくそうです。

自分の可能性を制限することなく努力を続けていきます。

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鈴木忠平『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』(文藝春秋)

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