情報は相手に届いてこそ意味がある

札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで癒しを与えるビブリオセラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

情報発信としての本の役割とは

わたしは文章を書くのが好きです。

文章を書くのが好きになったのは、小学校低学年のときに作文のコンクールに選ばれたことがきっかけかなと思います。

こういう文章を書けば先生は選んでくれるかな、なんて考えながら書いていました。

文章という情報のかたまりは読み手があって初めて成立することです。

その情報のかたまりをある程度の分量や読みやすさを精査したものが本であるとわたしは考えています。

今でこそ電子書籍等が普及しているので、紙の束になっているということにこだわる必要はないと思います。

本の本質は情報にある

本の本質は情報です。

それは面白いストーリーかもしれませんし、明日役にたつ情報かもしれません。

しかしこの有益な情報でも相手に届かなければ意味がありません。

情報は相手に届いてこそ意味があるのです。

そういう意味では野球のピッチャーの心理と似ているのかもしれません。

キャッチャーが捕球できるボールを投げるのが大前提です。

キャッチャーが捕球できるボールの中で配球を組み立てなければいけないわけです。

あなたは三振をとろうと思いました。

3回目のストライクを取らないと三振にはなりません。

ボール球でもいいので空振りをさせるか、ストライクを投げて見逃しさせるかです。

 

時と場合によって戦術は変わってきます。

どんなに豪速球だろうとキャッチャーが取れないのでは意味がありません。

キャッチャーという受け手がいることを意識して、どんなボールを投げようかと対峙するのが大切ですね。

基本的に本を読むという行為は、著者という投手が本というボールを投げてキャッチャーである読者が受け取るという構図かなと思います。

キャッチャーである読者はボールを投手の元に返します。

それが感想であっても、ほかの人にシェアするでもいいと思います。

受け手ばっかりだとインプット疲れしてしまうのでうまく情報発信をしてみるのがいいのではないかと思います。

 

捕手から投手への返球でもドラマは生まれます。

ということでオールスターゲームでの新庄剛志選手のホームスチールを貼っておきます。

読書会情報

読書会の情報は お知らせ をご覧ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

月初の月曜日8時を基本として配信しています。

申し込みはLINEからお待ちしています。



LINEの友だち検索「@pgc8174h」でも出てきます。

LINE オープンチャットへのご参加はこちらからどうぞ!

Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

書いている人


夢からヒントを得る

過去は変えられるし、未来はやり直せる

関連記事

  1. 世の中ぜんぶつくりもの。

    「私はエッセイしか読まないの。作り物には興味がなくって」という話を聞きました…

  2. 読書会には思いがけない本の出合いがあるかもしれな…

    読書会を運営するようになってから4年が経ちました。色々な人と本との出合い…

  3. アウトプットはまずはTwitterからやってみま…

    どうやったら読書をより自分の血とし肉とすることができるのか。その鍵のひと…

  4. 本を読む人と読まない人に分ける意味って?

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  5. 本を読めば借り物の言葉でも語れる

    最近本読んでいますか?札幌ゼロ読書会主宰の井田祥吾です。コロナウイル…

  6. やっぱり本屋さんが好き。

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピ…

  7. メッセージは読み取れなくてもいい。

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、札幌ゼロ読書…

  8. 本は上向きのベクトルを与えてくれるもの

    本を読むのが好きです。本を読まない日はありません。一人暮らしを始める…

PAGE TOP