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こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人をしています。
今回紹介する本は、鍵山秀三郎さんの『凡事徹底』(致知出版社)です。
タイトルにもなっている凡事徹底という四字熟語をご存知でしょうか?
凡事というのは当たり前のことを指します。
その当たり前のことを徹底してやることをいいます。
また、当たり前のことを当たり前にやり続けることで他への追随をゆるさないことという意味でも使われます。
毎日色々なことをコツコツと続けることを目標としているわたしにとってこの言葉は座右の銘としたいものであります。
この言葉を座右の銘としているイエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんの考えを知りたいと思いこの本を手に取りました。
鍵山さんが当たり前にできることとして行ったのは掃除でした。
トイレをピカピカに磨いたり、道の掃除をしたりといったことです。
経営者という立場から掃除の大切さというものがわかりました。
経営という立場上、結果を重視するのが普通かと思われます。
しかし鍵山さんは掃除というプロセスを大切にしました。
プロセスを大切にすることによって相手からの自分達に対する見方や、自分たちの気持ちや士気が変わっていくというものでした。
経営者たるものまずは自分が先頭だって進んでやることが大切ということもわかりました。
毎日コツコツと当たり前のようにやるということは簡単なようであってなかなかむずかしいところがあります。
実践が簡単ということはそれだけ今日はいいやと怠けてしまう機会も与えられます。
1日いいやと思ってしまうと、それが2日3日と続きやらなくなってしまうものです。
そうならないためにもコツコツ続ける意味をしっかりと自分の中で確認をしてから始めることとハードルそのものは低くしておくことが大切だと実感しています。
わたし自身の話をします。
今の会社に働き始めたときというのは知識が0の状態からのスタートでした。
そのようななかでどうすれば自分の存在感を発揮できるのかと考えました。
そこで思いついたのが挨拶でした。
元気のいい気持ちのいい挨拶にはお金がかかりません。
意識次第でいくらでもできます。
誰にもできるということは素人でも勝負ができるところです。
挨拶は誰にも負けないと今でもその意識でやっています。
今の会社で何か光ろうと思ったら、掃除でも挨拶でもコツコツと続けられる凡事を見つけて徹底して努力し続けることが大切ですね。