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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
読書会の開催や発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
今回紹介する本は、藤村忠寿『人の波に乗らない 笑ってる場合かヒゲ』(朝日新聞出版)です。
朝日新聞北海道版に連載されたエッセイをまとめたものです。
2020年1月9日から2022年12月22日の間ということでコロナ禍の真っ只中に書かれたものになります。
わたしが読んだのは2023年6月ということで当時の状況を俯瞰的に読みました。
新型コロナウイルス感染症の影響で強制的に働き方や生き方の変化を受けた方も多いかと思います。
不要不急が叫ばれ、なんでも効率化が求められました。
そこで与えられた条件は皆同じでした。
わたしは家で過ごさなければいけない時間が増えたことに閉塞感を感じることもありました。
緊急事態宣言下が過ぎた後にはもっとできたことがあったのではないかと感じました。
でも、過ぎた時間を戻すことはできません。
それならばそこから何を学んでどう活かしていくかを考えていくかが大切なのだと思います。
それはこれからも同じです。
休日の使い方のお話が印象的でした。
もっと積極的に「ヒトとして成長する時間」というような捉え方で過ごせば、やることはいくらでもあります。
体を鍛えるのも良し、何かを学ぶのも良し、何かを作り出すのも良し。
そうやって成長した自分の力を、仕事とは別に、社会に還元できたら理想だなと。
藤村忠寿『人の波に乗らない 笑ってる場合かヒゲ』(朝日新聞出版)(p56)
わたしは本に関する活動を読書セラピストの肩書きで行なっています。
会社からは許可をもらっているので一応副業扱いになっています。
利益としてはまだ全然上がっていないのですが、色々仕掛けたり、そもそも本を読んでアウトプットすることを始めこれらの活動は自分自身の成長につながっていると感じています。
自由にできる時間が増えたときにいかに成長につなげるものとして使うかという視点はこれからも大切にしていきたいです。