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今日のブログ
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
12月に読んだ本をまとめます。
2021年からは1月からナンバリングをして今何冊目なのかわかるようにしようと思います。
2020年12月に買った本
- 松浦弥太郎『なくなったら困る100の幸せ』
- 東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』
- ニコラス・クリスタキス『ブループリント 下』
- 西野亮廣『ゴミ人間』
- 河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』
2020年12月に読んだ本
1.Dain『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』
本のおすすめを聞いたら絶対に読むようにしています。
おすすめをされても面白そう、今読みたいと思わなかったら後回しにしています。
この本は、Twitter経由でおすすめをしてもらいました。
「読書好きなら見て欲しい一冊」とのことでした。
読書術や選書に関する本もたくさん読んできましたが、それでもまだ新鮮なところが多くて為になりました。
読書会やビブリオバトルをしていて感じることは、「スゴ本」だと目の前な人が熱を込めて語るから読みたいと思わせるということです。
ただ自分におすすめの本を知りたかったらネット書店のリコメンドを見ればいいことです。
こんなふうに本に対する愛を熱くもってお勧めすることができたらいいなと思っています。
(2020/12/02読了)
(読むのにかかった時間 3:44)
2.『映画 えんとつ町のプペル』(シナリオ)
購入はこちらから
小説か映画のどっちを先に取るかを考えたときには映画を取るようにしています。
小説を読んだ後に映画を観て期待値を上回った経験というのがほぼほぼないからです。
今回手に取ったのは12月25日に公開される西野亮廣さんが制作総指揮を務める『映画 えんとつ町のプペル』のシナリオです。
シナリオなので台詞がもちろん多いです。
読み終わった感想としては映画が待ち遠しいというものです。
特に61ページのブルーノと129ページのローラの台詞がどんな感じで表現されているのか気になります。
公開までもう少しですね。
(2020/12/03 読了)
(読むのにかかった時間 0:41)
3.宮島賢也『医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣』
精神科医であり自身もうつを経験した著者が薬を使わずに対処する方法について説明しています。
薬全てを否定しているというわけではありません。
私も安定をさせて再発を防ぐための最低限の薬を飲むのは大切なことだと思っています。
それでも少ないに越したことはありませんし、認知の歪みを直すことで対処できることもあります。
私も実践していて大切だと思うのは「書く」ことです。書き出してみると気分がスッキリとするのでお勧めです。
(2020/12/03 読了)
4.致知12月号
詳細はこちらから
致知12月号を読み終えました。
学びの大き雑誌であり、毎日少しずつ読み進めています。
今回の特集は「苦難にまさる教師なし」です。
特に印象に残ったのは、紫野和久傳代表の桑村綾さんと作家宮本輝さんの対談「苦難の果てに掴んだ人生の心術」でした。
病気を経験されながら作家として大成し、その秘訣を一行でもいいから書くことと仰っていたのが印象的でした。
歩き続けることが大切なんだなと感じました。
(2020/12/04 読了)
5.イケダハヤト『文章で飯を食う。』
曲がりにも文章を書くことが好きなので、どうすれば上達させられるかなと思い読みました。
“ブログは自分のWeb雑誌をつくるイメージで、noteは自分個人の名前でコラムやエッセイを掲載するイメージ”とあり、またnoteを組み合わせて使ってみようと思います。
メルマガも利用してみたいと思います。
何より読者との信頼関係を大切にしていくことがビジネスにつながっていくと感じました。
まずは自分が書くことを楽しみ、読んでくれる方を喜ばせることを意識してこれからも書いていきます。
(2020/12/06 読了)
6.松浦弥太郎『なくなったら困る100の幸せ』
偶然ブックカフェで『100の基本』を手に取ったことから、一気に引き込まれ同性でありながら好きであり、尊敬をしています。
人や物事に対して紳士的でていねいに向き合う姿勢がとても印象的です。
この本は松浦弥太郎さんが日常の中で失われつつあるけれどもなくなったら残念だったら困ったりするというものについて書かれたものです。
そうだな、というものから、そういう視点もあるんだなと楽しみながら読みました。
巻末の自分にとっての『なくなったら困る100の幸せ』を考えてみようと思います。
(2020/12/07 読了)
(読むのにかかった時間 1:01)
7.東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』
東野圭吾さんの最新作です。
全作品を読んできたのでとてもワクワクしながら読みました。
東野圭吾さんの作品はミステリーとして直球で楽しめる中で社会問題など考えさせられることを投げかけているのが特徴のひとつかなと思っています。
今回のテーマとして伏線にあるのはまさしく「コロナ」です。
この作品でもテレワークやリモートでのお葬式などが出てきます。
SNSやスマホを使って気軽に連絡を取ることができるからこそ、その先に人がいること、本当なのかを見極める能力が大切になってくるんじゃないかと思いました。
あらすじを含めてブログ、動画等で紹介できたらと思います。
(2020/12/13 読了)
(読むのにかかった時間 4:46)
8.井上雄彦『スラムダンク # 3』
着々と読み進めています。
「庶民のシュート」レイアップシュートを身につけようと頑張る桜木くんです。
簡単そうに見えてもむずかしかったり、習得が大変なことはありますね。
基礎は大事です。
(2020/12/18 読了)
9.ディケンズ『クリスマス・キャロル』
クリスマスも近いということでお借りして読みました。
翻訳物はなかなか文体に馴染めず、読むというよりも目を通すという感覚に近く、この作品もそのような感じでした。
堅物であるスクルージが幽霊と接していくなかで徐々に心境が変化していく模様を楽しみました。
(2020/12/18 読了)
10.ニコラス・クリスタキス『ブループリント 上』
天狼院書店のゼミで講師の三浦さんがお勧めしていたので読みました。
リベラルアーツと呼べるような本を読むのは久しぶりでした。たまには脳に汗をかくような土壌を耕すような読書も大切だなと実感しました。
この本のテーマは「進化論と人類史」です。
経済格差や国家間での対立の溝が深まる現代ではありますが、人間は進化の過程で社会を築いてきました。
その歴史を紐解いていく感じです。
面白いなと思ったのは遺伝子の話で、女性が体臭が好みなのは遺伝子的に異なる遺伝子を持つ男性とのことでした。
思春期の女の子が「お父さんと一緒に洗濯物を洗わないで!」というのは遺伝子的に近いからであり、しょうがないことなんじゃないかと思いました。
下巻へと続きます。
(2020/12/23 読了)
(読むのにかかった時間 2:49)
11.西野亮廣『ゴミ人間』
hontoでサイン本を注文していたので手に取るのが少し遅れました。
それでも映画『えんとつ町のプペル』公開初日の朝に届いて読むことができてよかったです。
『えんとつ町のプペル』は西野さんの自伝的な側面がありますが、この『ゴミ人間』ではまさしくその内面が書かれています。
『はねるのトびら』絶頂期にテレビの世界から軸足を抜くことにし、タモリさんに「絵を描け」と言われて絵本作家になることを決意。
芸人なのにどうして絵を描くんだとバッシング。
ひな壇に出ないというとひな壇に出ろとバッシング。
そんなこんなを経ての絵本からの映画化です。
読んだら映画を観たくなる、そんなエッセイでした。
(2020/12/25 読了)
(読むのにかかった時間 0:58)
12.ニコラス・クリスキタス『ブループリント 下』
下巻も読み終わりました。“人間は衝突し、憎みあうようにできている一方で、愛情や、友情や、協力を育むようにもできている”(p286)とあります。
持っているものも文化によって制限されてしまうことも多々あるようでした。
本書は世界中のあらゆる人々が普遍的に持っている文化を「社会性一式」として、紹介しています。
印象深かったのは「教える」という行為は動物界ではあまりみられないというものでした。
それだけの関係性を築くようになれるのが大切なことなのだと感じました。
(2020/12/28 読了)
(読むのにかかった時間 3:14)
13.中村和志『よくわかる筋肉・関節の動きとしくみ』
仕事のお勉強本として読みました。
人間のカラダは連動して動いているのでひとつの動作を説明するのにあらゆることが関係してきます。
それを見る目をどんどん養っていかないといけないなと感じました。
(2020/12/28 読了)
14.小川洋子『妊娠カレンダー』
小川洋子さんの小説はつかみどころがむずかしい印象があります。
これだという明確なメッセージというよりは人間の機敏な心の動きを捉えているという印象を持っています。
登場人物に名前がないのもそこに注目させるためなんじゃないかと思っています。
表題作『妊娠カレンダー』は芥川賞受賞作です。
姉が妊娠をした妹の目線から書かれる日記形式の作品です。
近くで妊娠した女性をみるとまた感じ方が変わると思いますが、事実をただ事実として捉えて出産という出来事をどう感じるのか、実際に遭遇しないとわからないこともあるだろうなと思いました。
(2020/12/30 読了)
(読むのにかかった時間 1:33)
15.出口汪『日本語力 人生を変える最強メソッド』
図書館本。
日々何気なく使っている日本語ですが、どうやったらもっと相手にしっかりと伝えられるかなどは考え続ける事柄の一つのように思います。
小手先のテクニックに頼るわけではなく、OSをアップデートするように磨き続ける必要があります。
この本には論理と感性の両方からのアプローチが書かれています。
日本語は主語が省略されやすいので意識をする、論理の展開を意識するの2点が特に印象に残りました。
(2020/12/30 読了)
(読むのにかかった時間 1:09)