翻訳は文字の置き換えではない

イベント情報







読書会等のイベントは お知らせ をご覧ください。

  読書会の申し込みは「こちら」からどうぞ。

参加希望日を選択の上ご連絡ください。

募集の案内はLINEでも行っています。

どこかの月曜日8時を基本として配信しています。

よければ登録をお願いします。

本題はこちらから

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

なんとなく思い出した小話から発想を膨らませたお話をしてみようかと思います。

こんなツイートをしました。

どんな文脈でこの「鼻セレブ訳せない問題」のお話が出たのかは記憶していません。

それでもこのお話はずっと覚えていて、鼻炎の調子が良くないときに鼻をかむたびに思い出すのです。

セレブはもう英語ですし、鼻はnoseということは調べなくてもわかることです。

それでもわからないということはきっとそうしたところで日本人が「鼻セレブ」と聞いたニュアンスをそのまま伝えることはできないということなのだと思います。

 

言語というのはその国の文化や歴史が大きく反映されています。

よくある例としてあげられるのは日本語の一人称の多さです。

あえてあげませんが無数にあるように感じるかもしれませんが、英語だと“I”のひとつですよね?

日本語には雨の表現が多いのも土地柄を表しているということですね。

 

言語というのはその国の特徴を表しているところもあるので翻訳というのは単なる置き換えではないのでしょう。

日本語に、外国にその表現がなかったら別の表現をもってくるしかありません。

よく翻訳物でも訳者が違うと雰囲気が違うというのはこういうところも関係しているのかなと思います。

そのようなところを意識して翻訳物を手に取ってみるのも楽しいかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではよりよい1日をお過ごしください。

(eye catching photo by chiho)

 

読書会情報はこちらから!




Facebookオンラインコミュニティはこちらから

音声でも本の紹介をしています

お仕事・ご相談はこちらから!

書いている人


読む本を減らしてみようかと

『エンジェル、見えない恋人』

関連記事

  1. 本はいつ読むべきなのか?

    これは読書家さんに聞いてみたいことでもあるのですが、いつ本を読んでいるのでし…

  2. 本を読むモチベーションをどうやって維持するか。

    本って習慣化させるのは大変なところがあるかもしれませんが、なってしまうと逆に…

  3. 好きな本を言語化できるともっと好きになれる。

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@sh…

  4. 5分という絶妙な紹介時間

    今回は読書会での本の紹介時間について書いていきます。「本を語る、人と繋が…

  5. 行かない本棚にも寄ってみる

    先日の読書会のフリートークで「本屋さんで普段行かない本棚は?」という話になり…

  6. その本、本当に読みたいですか?

    本好きなので色々な人に本を貸しています。最近では「本当に読みたい?」と意…

  7. 電子書籍と紙の本どっちを使いますか?

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています、読書セラ…

  8. 読書会主宰の二人が語る!読書会の魅力とは?

    読書会主宰の二人が語る!読書会の魅力とは?2020年4月20日に…

PAGE TOP