よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文春文庫)

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今日のお話

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会を主宰しています、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

今回は、本の紹介です。

紹介する本は、よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文春文庫)です。

 

第77回 札幌ゼロ読書会「本の話をしよう」で紹介をしました。

このときのテーマを「秋」にしまして、読んだことはありませんでしたが、こちらの本の表紙が思い浮かんだため読んでみました。

よしもとばななさんのエッセイは読んだことがあったのですが、小説は初めてでした。

 

表題作を含む5つの短編小説で構成されています。

 

表題作の『デッドエンドの思い出』について書いていきます。

主人公はミミという女性です。

大学生から付き合っていたものの連絡が滞りがちになっている婚約者がいます。

夏の期間丸々連絡が取れなかったことを不審に思い、会いに行くことにします。

そこで、他の女性と婚約していることがわかり振られてしまいます。

気持ちの整理のためにひとりになるのに選んだ場所が、母親の弟さんがやっているお店でした。

お店の名前が「袋小路」で、地形からもそのような場所にあります。

そのお店で雇われ店長をしているのが西山君です。

彼の仕事の手伝いをしたり、彼に会いにくるお客さんを観察したりします。

未練以外に、引っかかっていることがあるんじゃないかと西山君に問われます。

そこでお金の問題をポロッと口に出したところから物語は展開を迎えます。

 

幸せってなんだろうと考えるきっかけになる小説じゃないかと思いました。

相手の発言を受け入れるだけでなく、そこから自分が考えたことを行動に移すこと。

当たり前のことかもしれませんが案外大切なことだと改めて感じました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、よりよい一日をお過ごしください。

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