病気を正しく理解して、治療を続ける

リアルの本屋さんの良いところは偶然読みたい本が見つかるところです。

ネット書店のリコメンドは過去に読んだ本の傾向から判断されるのでハズレは少ないですが、意外性には欠けてしまいます。

ということで本屋さんで見つけた本の紹介です。

巽宇宙さん、監修 堀有伸さんの『元東大生格闘家、双極性障害になる』(日本評論社)です。

双極性障害の当事者として診断の経緯から現在も行われている治療について書かれています。

同じ病気を持つ自分として何か得られるものがあるかなと思い手に取りました。

双極性障害はかつては躁うつ病と呼ばれていました。

こちらの方が言葉のイメージはしやすいかもしれません。

気分がハイになる躁とうつの状態があるのですが、うつ病とは治療の方針や使われる薬も異なります。

うつのエピソードが出て、うつ病だと思ったら実は双極性障害だったということが多くあるようです。

 

わたしの場合でいうと、最初に躁状態になったときに入院が必要な状態になったので統合失調症と診断されました。

それから治療を続けてきましたが、再発してしまったときに双極性障害と診断が変わりました。

この間に5年ほどの月日があります。

今現在も服用を続けています。

 

再発を防ぐためにはやはり生活のリズムを整えることだと思っています。

巽さんは睡眠の記録をしっかりとつけていました。

わたしもスマホのアプリでチェックをしています。

短い睡眠で平気な日が続きすぎると躁の傾向を疑うようにしています。

だいたい8時間くらい眠れていれば問題がないかと思います。

わたしは他にも気分の点数を日記に書いています。

−5〜+5で判定をしています。

主観的なものですが、書くことによって俯瞰的に自分を眺めることができるのでおすすめです。

 

脳と精神には密接な関係性があります。

脳に異常をあると、正常な精神状態ではなく、異常な行動を起こします。

そのようななかで起こしてしまった行動も周りから見れば、あの人がこういうことをしたという認識で残るものだと思います。

わたし自身もそのような経験があります。

誰かを攻撃してしまったことも忘れてしまったところもあるかもしれませんが、覚えていることが大半です。

離れていった人も当然ながらいます。

それを悔やまれることではありますが、今ではどうすることもできません。

差別をするなと言っても、区別をして仲間をつくるのが人間の持つ特性のひとつです。

区別をすることがあってもそういう病気があることを理解してもらうことはできます。

発信のメインにしていく予定はありませんが、メンタル疾患のお役に立てることがあればその道を探っていきたいなと思います。

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