人生のすべてが道場になる

今回ご紹介するのは、『致知2026年3月号』(致知出版社)です。

『致知』は定期購読をしている雑誌です。

「人間学を学ぶ月刊誌」として、毎号多くの気づきを得ることができます。

私にとっては道標のような存在で、毎月月初に届くと手に取り、自分の歩んでいる道の方向性が間違っていないかを確認するような気持ちで読んでいます。

 

2026年3月号の特集テーマは「是の処即ち是れ道場」です。

道元が愛した言葉として紹介されています。

人生で起こる出来事には、それぞれ何かしらの意味があり、それに対してどう感じ、どのように対処していくかが大切なのだと思います。

生きていれば、良いこともあれば、当然そうでないこともあります。

良いことがあれば慢心することなく足元を見つめ、良くないことが起これば、この状態が永遠に続くわけではないと前を向くことが大切なのだと思います。

 

連載記事の「二十代をどう生きるか」で、セーレン会長兼CEOの川田達男氏は、「我が人生の八十%は二十代の十年間で決まったように思います」と述べています。

私はこれを読んで、どきりとしました。

果たして自分は二十代を全力で過ごしてきたと言えるだろうか、と考えたからです。

 

大学受験で浪人しましたが、最後まで全力だったと言えるかどうかは自信がありません。

結果的に浪人をしても第一志望の大学に進むことはできず、入学した大学も、病気が理由ではありますが中退をしました。

今振り返ると、私の二十代前半は「挫折」と呼べる時期だったと思います。

 

それでも腐ることなく、病気の回復のために大量の本やサイトの記事を読みあさりました。

このときの勉強量は、受験勉強に匹敵するものだったと思います。

それまでとはまったく縁のなかった分野を仕事に選びましたが、今ではこうして働き続けることができています。

 

私には、遠い未来を見通すことのできる能力はありません。

過去を振り返り、今をどうするかを考え、行動することしかできません。

もっと器用な生き方があるのではないかと思うこともありますが、それが自分なのだと、最近になって気づきました。

 

他人と比べて幸せになることはありません。

自分にとっての幸せの形を、少しずつ見つけていくことが大切なのだと思います。

 

これからも、いつも順風満帆とは限りません。

困難を避けることなく、そうした状況に直面したときにも、自分を磨く場として対峙していけたらいいのではないかと思います。

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