2019年8月16日に「作文教室ゆう」で開催された、『森信三先生に学ぶ会』に参加をしました。
札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@shogogo0301)です。
修身教授録を読む
この読書会では『修身教授録』という一冊の本を使ってやっていきます。
表紙には「現代に甦る人間学の要諦」とあります。
結構奥が深い、一人で読むのはなかなか気合いのいるゴツい書物です。
講義の記録です。
40+39=79の講義からなります。
今回は第二部第10講から第12講でした。
わたしが発表で述べたことを残しておきます。
第10講 三十年
これをもっと簡単に言えば、結局人間は生まれてそして死ぬーという、ただそれだけのことだとも言えましょう。(p341)
このところを読んで、精神科医の名越さんの『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』を思い出しました。
生きる意味というのは言葉を超越したところにあるという話です。
アンパンマーチにもこの考え方はありますよね。
ということを話しました。
第11講 長所と短所
知識や技能の場合は、欠点を補うという努力は、そのわりに効果が少ないが、これに反して長所の方は、わずかの努力でも大いに伸びるものであります。(p349)
高校入試を思い出しました。
国数社理英の5教科各60点満点でした。
点数がつくものは上限があります。
60点を目指せる教科はどんなに頑張っても60点以上を超えることがありません。
この場合は苦手にフォーカスした方が伸びしろがあるので良さそうです。
学校を出てしまえば、点数の上限はないようなものなのでこれに当てはまるのかなと思います。
第12講 偉人のいろいろ
ここで取り上げられていた二宮尊徳についてお話をしました。
読書会のロゴをデザイナーの五十嵐くんに作ってもらいました。
色々と話を聞いてもらった結果、二宮尊徳をモチーフとしたロゴになりました。
まとめ
骨太な本ほど人と話をしながら読んでいくのが面白いと改めて感じました。