小林和彦『ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記』(新潮文庫)

こんにちは、井田祥吾(@shogogo0301)です。

読書セラピストとして本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。

また、「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰や人間学を学ぶ月刊誌である『致知』の読書会である北海道致知若獅子の会の世話人もしています。

 

今回、紹介する本は、小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記』(新潮文庫)です。

いわた書店の一万円選書のご縁で手に取りました。

以前、電子書籍で読んでいましたが、相当前であり、岩田徹さんがわたしのアンケート(カルテ)を見て選んでいただいたということでそのまま変更せずに読むことにしました。

 

大学を卒業し、アニメーション制作会社に入社するものの統合失調症をわずらった青年のドキュメンタリーです。

テレビから政治に関する啓示を受ける様がありありと書かれています。

わたし自身、今は双極性障害の診断を受けていますが、大学時代に調子を崩して入院したときに受けた診断が統合失調症でした。

考えがまとまらなかったり、自分だけのメッセージを感じたり、どこか攻撃的になったりと千差万別と言われる症状でも似たようなところがあるのだと感じました。

佐藤秀峰さんの『ブラックジャックによろしく』を読んでいたので病気に対する理解と認識はそれなりにあったつもりでした。

それでも受け入れて大学を中退せざるを得ない状況になり、進む道を模索していくのは大変なところがありました。

それでも今は気分の波も落ち着き充実した日々を過ごすことができています。

もし精神疾患で悩む人がいたら誰かに相談をしてほしいなと思います。

人がむずかしければ本でも良いと思います。

実際、わたしは多くの本を読んで救われました。

浮き沈みの大きい状態で読むのはつらいところがあるかもしれないですが、俯瞰してみれる状況なら勇気をくれる一冊だと思いました。

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