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こんにちは、読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。
「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の運営をしています。
また、ブログ、SNSやポッドキャスト等の発信活動を通して、本の魅力や読書の素晴らしさを伝えています。
今回紹介する本は、糸井重里 古賀史健『古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』(ほぼ日文庫)です。
ほぼ日手帳歴6年、ほぼ日の學校はオープンから、「今日のダーリン」は毎日、という漬かりようですが、案外糸井重里さんのことを知っているようで知らないのではないかと思いこちらの本を手に取りました。
糸井重里さんはコピーライターとして活躍され、現在は株式会社ほぼ日の代表取締役を務めています。
糸井さんのコピーでわたしが好きなものとしては「想像力と数百円」(新潮文庫)や「生きろ。」(もののけ姫)があります。
最近では、ほぼ日の學校の対談での聴き手として、お相手の方の話の引き出し方のうまさに惚れ惚れしています。
そんな糸井さんの生い立ちから現在に至るまでが書かれています。
アドラー心理学を扱った『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の古賀史健さんがライターです。
通常は「編集協力」等で書かれることが多いライターさんの立場ですが、表に出してあるあたりは信頼感のようなものを感じます。
ほぼ日の行動指針は「やさしく、つよく、おもしろく」です。
東日本大震災で誰もが自分のやっている仕事の意義を考えさせられました。
コロナ禍においても同じことが言えます。
「つよさ」をもたないと窮地に立たされた場ではやっていくことができません。
そのようなしっかりとした地盤の上に立つことができているからこそ、あらゆるコンテンツを提供できるのだと感じました。
ほぼ日という会社は精神の拠り所となるような素敵なコンテンツをこれからも与えてくれるのだと思うととてもワクワクします。
あとがきには、この本の欠点として過去のことしか書かれていないことが冗談半分に書かれていました。
確かにほぼ日の學校が始まったのはこの後のことです。
糸井さんのようにこれからも自分がやっていくことに対しても楽しめるような人間でありたいです。