いつも以上に、いつも通りに

次回で読書会が100回目を迎えます。

2017年4月に第1回目を開催しました。

途中、わたしの入院や新型コロナウイルス感染症の拡大等で開催できない期間はありましたが、ほぼ毎月開催をしてきました。

課題本読書会やビブリオバトルを除いた回数で、メインでやっている本の紹介&お話のお茶会形式の読書会です。

 

100回目を迎えるということで何か特別なことでもやろうかと色々考えましたが、結論はいつも通りやろうということになりました。

100回を迎えますが、そもそも100回を目標にしていたわけではありません。

自分が好きで開いていた結果、いつの間にか桁が変わるキリのいい数字がやってきただけです。

 

当時、ダイエーホークスにいた小久保選手とオリックスブルーウェーブにいたイチロー選手がオールスターゲームで話をした、こんなエピソードがあります。

小久保選手がイチロー選手に「打率が下がると気にならないか?」と聞いたそうです。

そうするとイチロー選手は「数字のために野球をやっているんですか?」と返したそうです。

ついつい可視化される数字に目がいきがちです。

目標を具体的にというと必ずといっていいほど数字を盛り込むことをおすすめされます。

もちろんそれがわるいこととは言いませんが、本が好きで交流する場をつくりたいという目的から離れてしまいかねません。

次の1回も気持ちは変わらずにというところがあります。

 

お昼の番組に『笑っていいとも!』がありました。

説明するまでもないですが、司会はタモリさんです。

その最終回、タモリさんが最後に言った言葉を知っているでしょうか?

「また明日見てくれるかな?」に対し、お客さんの「いいとも!」の掛け声で終了しました。

最終回でもいつも通りの掛け合いをして終わりました。

最後であってもいつも通りには何か美学を感じます。

それならば通過点としていつも通りでいいのではないかと思うのです。

 

ただ今後、ないかやりたいなとか仕掛けたいなと思った段階でできる環境は整えたいなと思っています。

ひとまず今は札幌ゼロ読書会というコミュニティをリアルの読書会を中心にFacebookグループ等を使いながら交流できる場として育てていきたいと思っています。

リアルの場での会は最近は比較的早く埋まることが多いです。

規模を大きくすることが必ずしも正解とは思っていませんので、今はこの形のまま続けようと思っています。

予定を優先して入れてくれる方を大事にしたい思いもあります。

基本的には毎月第二金曜日の夜に行っていますので、予定を開けておいて申し込みに素早く反応いただけるとうれしいです。

 

最近、特に思うのは読書会というのは本当に一期一会ということです。

そのメンバーで集まるのはその場限りのことですし、奇跡的に揃っても紹介される本が違えば、話される内容も違います。

100回だからとかではなく、これからもその場その場をまずは主催者であるわたし自身が楽しみたいと思っています。

そしてそのような空間を多くの方と共有できれることはこれ以上の幸せはありません。

読書会情報

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書いている人


渡辺健介『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』(ダイヤモンド社)

文月悠光『パラレルワールドのようなもの』(思潮社)

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