今回ご紹介する本は、『致知2026年1月号』(致知出版社)です。
『致知』は人間学を学ぶ月刊誌です。
書店での取り扱いがない定期購読の雑誌です。
毎月月初に届くのを楽しみにしています。
2026年1月号のテーマは「拓く進む」です。
総リードの冒頭にこのようにあります。
「拓く」とは開拓することである。
「進む」とは続けることである。
分野を問わず、未開の地を拓き進むことで人類は文化文明を発展させてきた。
『致知2026年1月号』(致知出版社)(10頁)
文明文化の発展は止まることを知りません。
ほんの数年前には想像できなかったことが今目の前で起こっています。
最近で言うと生成AIの技術が印象的です。
そういった技術を手放しで喜ぶわけにはいかない面もあるかと思います。
慎重になるところは慎重に行動をすべきです。
便利な世の中になっていくことへの感謝の念は忘れないようにしつつ利用をしたいものです。
今回の記事で特に印象に残ったのは日清食品創業者の安藤百福氏に関するものでした。
安藤氏は世界初の即席麺であるチキンラーメンを開発しました。
そこまでもすんなりといっていたわけではありません。
戦中から戦後で逆境に直面します。
資材の横流しの疑いをかけられ拷問を受けることもあったようです。
それでも自身を奮い立たせ行動していきました。
どうすれば人の役に立つことができるのか、世の中を明るくすることができるのかを考えていました。
闇市でラーメンをおいしく食べる人の姿を思い出し、即席麺を作ることにしました。
開発は難航しましたが奥様が天ぷらを揚げているところにヒントを受け、開発へと結びつけていました。
また、カップヌードルを作る際も考え抜いた結果、夢から着想を得ました。
これらには執念を感じました。
漠然と待っていたところにアイデアが降ってきたわけではありません。
やることをやり、考え抜いた結果、天から降ってくるような感覚であったのではないかと思います。
安藤百福氏は仕事を辛い大変なものとは考えていなかったのだと思いました。
前提として感じたのは人の役に立つことをするということです。
姿勢としては我を忘れて没頭できることを選んでいたということです。
好きなものであればどれだけ時間を捧げても苦にはなりません。
もちろん法律で定められた働き方を否定するわけではないです。
それでも没頭して働くことが好きな人にそれ以上働いてはいけませんというのはまた別の話かなと思います。
創業者にはこのタイプの人が多いと思います。
私は仕事は仕事としてお金を得るために行なっています。
嫌いなことを選んでいないから続けていけていると感じています。
それとは別に読書セラピストとしての活動をしています。
こちらはお金を多く得ることが目的ではありません。
お金を得ることは相手からどれくらいの感覚で求められているかの尺度だと思っています。
参加費を払う価値があると感じていただける方に来てほしい気持ちがあります。
それらを通して、どうすれば本の魅力や読書の素晴らしさを伝えることができるかを考えています。
情熱を持ち続け、そこに割く時間と労力を大切にしていきたいです。















