『これは水です』に学ぶ、教養と心の持ち方

イベント情報





読書会等のイベントは お知らせ もしくは Facebookイベントページをご覧ください。



Facebookのアカウントがない、メールでの参加申し込みは、



お問い合わせより件名「○月×日書会参加希望」でお願いします。

今日のお話

第41回 読書会「本の話をしよう」で紹介した本について書いていきます。

札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾@shogogo0301)です。

『これは水です』

英語でも THIS IS WATER.とあるようにとてもシンプルな題名の一冊です。

初めて行った江別の蔦屋書店で出合いました。

デヴィッド・フォスター・ウォレス氏が2018年ケニオン・カレッジ卒業式で行った卒業生に対する「はなむけの言葉」が元になっています。

スピーチが元になっているので、20分ほどで読み終えることができます。

ですが中身は考えさせられるもので、折に触れて読み返したくなるような気がしています。

 

冒頭の

これは水です。

というのは、寓話の引用のそのまま出だしです。

巻末の訳者解説にもあるように日本のことわざにも、「魚の目に水見えず、人の目に空(風)見えず」というのがあります。

本当に大切なものは目には見えないし、触ることもできないということを表しています。

そのようなものの存在を知った上で行動するかしないかはとても大切なことだと思います。

そのものの味方の基本になってくるものが、リベラルアーツ日本語でいうと教養というものです。

 

リベラルアーツを学ぶということは、ものの考え方を教わることです。

もっと噛み砕いていうと、何をどう考えコントロールするか、もしくは何ができなくて諦めるかを判断できるようになることであると思います。

 

その中で、人間世界には扱うのが難しいものの1つに、宗教と神の存在があります。

僕らに唯一できる選択は

なにを崇拝すべきか、だけです。

(p110)

よく日本人は無宗教ということを言われます。

クリスマスを祝った1週間後には除夜の鐘を聴く。

そのような生活が普通に存在しているのです。

それはもはや八百万の神と言われるように、日常にあらゆるものが神として溶け込んでいるのではないかなと思います。

あらゆるものに神の存在を認める。それが日本人らしい生き方なのではないかなと感じました。

 

自分の見ている世界が全てとは限りません。

でも自分の見ている世界を精一杯感じて、今ここに生があることに感謝をしたいとともに、自分が進むべきではない色眼鏡を自然のうちにかけていることがないように学び続けなければいけないとこの本を読んで感じました。

読書会情報とブログの更新案内はこちらから!




書いている人


第42回 読書会「本の話をしよう」開催報告!

読書会を教えてくれた本

関連記事

  1. 川村元気『仕事。』、「仕事。」楽しんでいますか?…

    「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで…

  2. くすみ書房・久住邦晴氏から学ぶ奇跡を起こすために…

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会を開催しています、本のチカラで…

  3. 読んでくれる人がいるならば、

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@sh…

  4. これぞ名文!『夜の底が白くなった。』

    「ねえねえ、井田さん。川端康成の雪国の冒頭知ってますか?」雪国…

  5. 鏡リュウジ『魚座の君へ』から学ぶ、水のように生き…

    札幌で「本を語る、人と繋がる」をテーマに読書会をやってます、井田祥吾(@sh…

  6. 「これからの本屋読本」は本屋に憧れる人のバイブル…

    2017年7月の読書会で内沼晋太郎「これからの本屋読本」を紹介しました。…

  7. 希望のある日々をおくるために

    考えるという行為は確かに特効薬ではないのかもしれません。それが自分の考え…

  8. 「なぜドリル」をやってみた!

    つい先日、毎日ブログ更新頑張りますという記事を書きました。札幌で読書…

Twitter でフォロー

PAGE TOP