『ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか』でふたり読書会やりました

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2020年12月4日(金)にコワーキングSaloon札幌で「ふたり読書会」を開催しました。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌で読書会を開催しています、本のチカラで癒しと安らぎを与える読書療法士の井田祥吾(@shogogo0301)です。

ふたり読書会とは札幌ゼロ読書会主宰である井田祥吾とワンツーマンで行う読書会です。

事前に課題本を読んできてそれについて対話を行うこともあれば、その場でひと項目ずつ読み進めながら行うこともあります。

希望に沿って進める形をとっています。

 

今回は、何度か読書会に来ていただいている方からリクエストがあり、やることになりました。

課題本は選んでいただき、熊谷徹『ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか』になりました。

事前に読んできてのスタートとなりました。

 

まずは、わたしが本を読むときに大切にしていることである目的の共有です。

読書会もひとつの読書体験だと思っているので読書会のはじめに参加しようと思った目的を聞いています。

違う年代の人の感想を知りたい。どうしても。

とのことでしたので、本の内容を中心にわたしが考えてたことをお話ししました。

 

 

この本は、ドイツと日本について「豊かさ」をベースに比較をして書かれています。

主に時間とお金についてです。

国家レベルについて書かれているところが大きいので、正直すぐに自分の生活に活かすというのはむずかしいかもしれません。

サービスにかけられるお金が少ないのは企業間での競争が激しいことと、そもそもサービスに期待がされていないということが書かれていました。

日本のサービス業ではチップ制度がないので、なかなか感覚的にとらえるのがむずかしいところがあります。

渾身を込めてホスピタリティ精神で行動をして返ってくるのは「ありがとう」という言葉です。

それだけでもうれしいことではあります。

日本でもチップ文化が普及したらサービス業に従事する人がもっと働きやすくなるんじゃないかと思いました。

 

ドイツでは余暇を大切にすると書かれていました。

国の法律で何日以上の有給を付与しなければいけないと明確に書かれています。

日本でもその動きがありますが、どうしても自分だけ休みにくい環境があるのかなと思っています。

「働く」時間は一日8時間であり、1日の三分の一になります。

残りの時間を楽しみにする働き方よりも、今働いているこの時間を楽しむ工夫や心構えの方が大切なんじゃないかと思いました。

 

日本とドイツの比較で、すぐに個人レベルでどうこうするというのはむずかしそうです。

それでも異国から日本を眺めてみるという視点は面白かったです。

 

そんなこんなで、あっという間のお時間でした。

以下のような感想をいただきました。

自分とちがう職種、年代の人の意見が貴重だった。

「良い悪い」と決めつけて読まないと教えてもらった。

社会の仕組み自体がちがうので、単純に比べられない。

学んだことを活かすためのベイビーステップとしては以下のことをあげていただきました。

いろんな人の意見を聞くことをこれからも大切にしていきたい。

今目の前の仕事に集中して、自分の8hの仕事内容を充実させる。

 

“サービスとホスピタリティ”は違う。

自分が喜びや、やりがいがどこにもつのか。(仕事でも日常生活でも)そこを大切にする。

 

“人”にしかできない仕事を目指す。

「知識」の前に、目の前のその方を大切に大切に接する。大切にふれる。

ていねいなご感想をありがとうございます。

ふたり読書会はリクエストに応じて行っています。

 

ご希望の方は、

お問い合わせより件名「ふたり書会参加希望」で希望内容を含めて、お願いします。

料金は初回30分無料、以降30分毎に1,000円です。

初回無料と合わせて、60分1,000円も可能です。

 

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