櫻井とりお『虹いろ図書館のへびおとこ』を読んで、居場所のあることの大切さを学ぶ

読書セラピストの井田祥吾(@shogogo0301)です。

「本を語る、人と繋がる」をテーマに札幌ゼロ読書会の主宰をしています。

 

今回紹介する本は、櫻井とりおさんの『虹いろ図書館のへびおとこ』(河出書房新社)です。

 

第一回氷室冴子青春文学賞受賞作品です。

いわた書店の一万円選書のご縁で手にしました。

火村ほのかという小学6年生の少女が主人公です。

母親は入院中で、父親の仕事の都合で引っ越しをしますが、新しい学校でいじめにあい通えなくなります。

そんな彼女がたどり着いた先は図書館でした。

そこで出会った司書さんや少年との交流を通して自分の居場所を見つけていきます。

 

わたしも図書館が好きでした。

小さなころは休みの日に隣町の大きな図書館に連れて行ってもらい、閉館時間までいたことを思い出しました。

自分の居場所がなかったほのかでしたが、図書館という居場所を見つけることができました。

ときには先生にばれそうになりましたが司書さんがかばってくれたところもありました。

図書館なのでわいわいガヤガヤとするところではありませんが、本がある場所に集まる関係性というのはなんだか素敵なものだなと思いました。

辛いことがあっても本をひらけばそこには別の世界が広がっていますし、不安なこころを支えてもくれます。

こういう誰かにとっての居場所をつくるということはとても大切な役割なんじゃないかと思いました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日もお待ちしております。

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